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【10代のわたしに大事なことを気づかせててくれた1冊】「手紙」

こんにちは!学生スタッフのちゆきです。最近は大学への通学中に本を読んでいます。通学時間で意外と本を読み進めることができるのだなと気がつきました。スマホを見る時間をちょっと本を読む時間に変えてみるだけでQOLがかなり上がるかもしれませんね(笑)

今回は瀧宮さんからの一冊をお届けしたいと思います。瀧宮さんは最近ハックツの活動に参加してくださりました。これから一緒に活動をしていけることが楽しみです!

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こんにちは!暗やみ本屋ハックツスタッフの瀧宮です!10代の頃はあまり本を読んでいなかったのですが、(今もかもしれない…)その中で覚えている1冊をご紹介します。

【10代のわたしを、励ましてくれた1冊】

「手紙」東野圭吾

弟と2人暮らしをしている武島剛志。彼は弟の大学進学のためのお金欲しさに空き巣に入り、思いがけず強盗殺人を犯してしまいます。それにり、弟で主人公の武島直貴は、突然ひとりぼっちになってしまうのでした。その後の彼に付きまとう進学や恋愛などの問題が描かれ、最後に大切なものを手にするという話になっています。


少し話がずれますが、僕の好きな言葉の中に、ドラマ「3年B組金八先生」の金八先生の言ってた以下の言葉があります。

『人という字はねぇ、ひとりの「人」がもうひとりの「人」を支えている字です。つまり、人と人が支え合ってるから人なんです。人は人によって支えられ、人の間で人間として磨かれていくんです。』

この言葉を知ってたにもかかわらず、知らんぷりして、自分の考えを全て押し通し、何もかも1人でしようと思っていた時に読んだ本だったと思います。もしそのような考えに陥りがちな人に読んでもらえたらなと思います。

~この本を届けたい人~
今はインターネットが発達し、多くの情報を気軽に1人で収集し、行動に移せる時代になってきました。遊びのツールであったSNSが今は、情報検索ツールに変わっているように。。。そういう時代だからこそ、1人で過ごそうとするのも良いのですが、たまには後ろを振り返ってみたり、隣を見たりして、支えあいながら生きていったらもっと良いものが生まれるのではないかと思ったから、この本を届けます。




<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://twitter.com/hakkutsu_tokyo


<暗やみ本屋ハックツとは?> 
暗やみ本屋ハックツは、大人の方から寄贈いただいた本だけが並ぶ、10代限定の古本屋です。多いときでは約80冊が店内に並び、営業日によって本は入れ替わります。 店内は「暗やみ本屋」の名の通り、真っ暗やみ。若者たちは洞窟のなかで宝探しをするかのように、懐中電灯を片手に本を探します。


それぞれの本は大人からのメッセージつき。若者たちはメッセージを読みながら本を手にとり、自分が欲しい本を選びます。寄贈された本がハックツされる(若者の手に渡る)と、スタッフより「ハックツされました!」メールが届きます。 ハックツで出会う本や、地域の大人との出会は、若者たちの人生の選択肢を広げるきっかけになると信じて活動を続けています。