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障害や病気がある方へ: 就労移行支援事業所でWebデザインスキルを身につけるメリット3つ

こんにちは。Web&グラフィックデザイナーのはっくんです。

障害や病気を抱えていると、Webデザインを学ぶ時や就職する時に不安がつきものです。

そんな時、就労移行支援事業所を活用することで、安心してスキルを磨く助けになるかもしれません。

実際の私の体験をもとに、どのように活用し、どんな成果を上げられたのかをご紹介します。


そもそも就労移行支援事業所とは

そもそも就労移行支援事業所とは、どんなところかというと、障害や病気がある人向けのスキルを身につけるための「働くための学校(施設)」と考えるとわかりやすいと思います。

仕事に必要な技術を授業で学び、実際の仕事に備えるサポートなどを受けることができます。

国が行なっている障害福祉サービスになります。

メリット1つ目:無料でWebデザインのスキルを学べる

就労移行支援事業所の最大のメリットは、費用がほとんどかからない点です。

福祉サービスとして提供されるため、基本的に無料で利用できる場合が多いです(前年の収入により異なることもあります)。

例えば、通常数十万円かかるデジタルハリウッド大学のWebデザイン講座を無料で受講できる事業所もあります。


現在私が通っている事業所(↓)では、ベテラン講師によるマンツーマン指導を受け、デザインやコーディングのスキルが飛躍的に向上しました。

こういったサービスやサポートしてくださる方のおかげで今の私があるので、とても感謝しています。

メリット2つ目:実践的なスキルと現場の知識が得られる

就労移行支援事業所では、デザインやコーディングのスキルだけでなく、実際の仕事現場の話や進め方についても学べます。

講師から現場のリアルな話や具体的なアドバイスを受けることで、より実践的なスキルを身につけることができました。

その結果、自分のポートフォリオサイトを一から作成し、納得のいく作品に仕上げることができました。

ただ、事業所によっては単にオンラインプログラムを提供しているだけで、アドバイスを求めても思ったサポートや回答が得られない場合があります。そのため、事業所の選定は慎重に行う必要があります。

メリット3つ目:体調管理や仕事面のサポートで安心して学べる

障害や病気を抱えていると、仕事に対する不安感がつきものですが、就労移行支援事業所では体調管理や仕事面でのサポートが受けられます。

これにより、安心してスキルを身につけることができます。

自分に合った事業所を見つけるのは簡単ではありませんが、適切なサポートを受けながらスキルを磨くことで、Web関係での活躍の道が開けるでしょう。

注意点: 就労移行支援事業所を利用している間は働けない

就労移行支援事業所は、働く訓練の場であり、実際に働く場ではありません。そのため、通っている間はアルバイトなどの仕事をすることができません。

また、人生で就労移行支援は2年間しか利用できないという点も注意が必要です。

つまり、それまでに就職を決めなければならないというプレッシャーも少なからずあります。

この点を理解し、計画的に利用することが大切です。

この記事が、就労移行支援事業所を活用してWebスキルを身につけたいと考えている方々の参考になれば幸いです。


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