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漢方理論で紐解く③イベルメクチン、炎症について

イベルメクチンが、コロナの重症化をふせぐ効果があり、シェディング(伝播)にも良いのではないかという意見がある様です。
理由は、炎症を抑えてくれる薬剤という事。
「炎症を抑える」は大切なキーワードです。

漢方では、病気に対しての処方を行う【弁病】ではなく、症状に対しての【弁証】を行う事が基本の考えとなっています。もし、イベルメクチンが炎症を抑えるのに有効ならば、陰陽バランスの崩れを起こしている熱毒に対して有効であるという事です。

それならば、私は漢方薬を使っての対応も十分に考えられると思います。
身体から過剰な熱を放出する事がキーワードです!
熱の放出方法は、発汗、排便、排尿です。
自分で、出来る事も沢山あります。

自分の健康は、自分で守る!
体調不良の辛さは、自分で背負うしかないのです。
漢方は、沢山の手助けをしてくれると信じています!

※『弁証論治』体表に現れる患者の訴える異常・苦痛・違和感のサインを詳しく分析して、身体の何処でどの様に陰気と陽気が平衡バランスを乱しているのかを診断する方法です。これを弁証といい、診断結果には~証という語を付け病態を表します。そして、~証に従って陰気陽気のアンバランスを発症した臓腑や血液の陰気と陽気の停滞・不足のアンバランス状態を整える治療(論治)を行う。

※『弁病論治』病名に対しての処方


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