あなたはリュックサックを使うべきか? 歩き方で決まる向き・不向き
リュックサックを使っている人、増えましたよね。ビジネス用のリュックなんてものもできて、楽になりました!
といいたいのですが、私の場合、なぜかリュックで歩くと疲れます。
・リュックが向く人、向かない人
つい先日、同じことをおっしゃるお客さんと会いました。お互いの歩き方を話すうちに、わかってきたこと。
リュックは、大股で歩く人には向きません。
理由。
大きな歩幅で歩く場合、骨盤を回して歩幅を広げます。
ところがリュックを背負って大股で歩くと、背中が回ったときに荷物もいっしょに回ってしまうんですよね。
荷物の重さ分、回りすぎてしまって、それが往復するための力が必要になってしまい、かえってあるきにくくなってしまいます。
大股で、速足で歩きたい人にとっては、リュックサックは向いていないと言えそうです。
あまり歩幅を広げない人、いつも重い荷物を持たなければならない場合は、リュックサックが向いていますね。
・なぜ飛脚の荷物には棒がついている?
ここでちょっと話が飛びますが。
某配達会社でも有名な飛脚(最近、別のマークになりました)は、荷物を棒の先につけていますね。
これ、試してみるとわかるのですが、すごく歩きやすいです。
棒を持つ手で荷物の揺れをコントロールすると、体幹を回しても影響を受けません。慣れると荷物で拍子を取ることすらできそう。
江戸時代の人は、いわゆるナンバ歩きをしていたと言われていますね。
私はナンバ歩きを「体幹を大きく使って効率を上げる歩き方」だと考えています。棒付き荷物は、それに合わせて発達した方法だと言えるでしょう。
・ショルダーバッグ
話を戻して。
現代、大股で歩くのに向いているのは、ショルダーバッグでしょう。
飛脚の荷物ほどではありませんが、手で動きをコントロールできるので、揺れを予想の範囲内にできるのです。
重い荷物なら、リュックサック。
速度重視ならショルダーバッグ。
あなたの歩き方に合っているのは、どちらですか?
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