#Nサロンプレゼン部 [第3回も長く短い]
禁断の果実
今回で早くも3回目。
まだ余韻が抜けきらない。
面白いの過剰摂取のせいだ。
一体なんてものを立ち上げてしまったのだ、私は。
この面白さを知ってしまったら、知らなかった頃の自分には決して帰れないだろう。
無論、部員の皆様も。
3回目のメニュー
① ケンさん 「地下アイドル」
② おおつかさん「予告編:愛すべきゆるキャラの世界 その1」
③ タナさん 「今年食べたラーメン」
④ けんしんさん「サンリオかわいい3類型」
⑤ はらださん 「ミレニアム開発目標」
⑥ あたし 「芥川龍之介」
・ シロさん 「聴き・ほめ上手さん」
まじでなんだよ、このラインナップは。
この日、このメンバーが、このタイミングで結集されなければ、このコンテンツは、決して集まらない。
おまけにこのメニューの消費期限はこの時間のみ。
全員が全力で、面白いを喰らいに行くバイキングになるのだ。
① ケンさん 「地下アイドル」
この度初参加された、ケンさん。
実は先日、地中に埋まったホースを掘りに埼玉へ行った帰りの電車でのお話が大変面白く、オファーをさせていただいた次第であった。
その話題が、「地下アイドル」
動画を放映されながら、解説を挟まれるスタイルを取られていたが、案の定初球から飛ばしてこられた。
中でも個人的に一番インパクトがあったところは…
「これは水戸の公園で、アイドルがファンと走りながら歌っています」
「なんと…」
「倒れました」
「そりゃなぁ」
「そのままケチャが始まります」
「!?」
※ケチャ (kecak) とは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇。
Wikipediaより引用
また、30人の新郎が、プロポーズし、結婚式を行い、ハネムーンに行くイベントが有るなど、自分の全く知らない世界を知ってしまった。
衝撃のトップバッターである。
② おおつかさん「予告編:愛すべきゆるキャラの世界 その1」
初参加のおおつかさん。
先日は、私の心の鹿威しが10年に一度の音を奏でるコーチングをしてくださった。
この度は予告編とのことだったが、とても予告編とは思えぬ完成度を誇っておられた。
冒頭で「ゆるキャラ三原則」を提唱され、ご自身の写真や動画、さらにパワーワードが連発される、驚異の予告編である。
※ゆるキャラ三原則とは
・郷土愛にみちあふれた強いメッセージ性
・立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること
・愛すべき、ゆるさを持ち合わせていること
※業務連絡:シロさん。内容に誤りがございましたらノートに書かれている内容をご教示ください。よろしくお願いします。
※追記:シロさんの迅速なお返事により、本文修正しました!
パワーワード集
・あざといとは、自分の可愛さを自覚して可愛さを演じることをいう。
・ただひこにゃんが、足袋を脱いでカッパを脱がせてもらうだけの動画が、なぜこうも可愛いのか!
・プロじゃなくて、役所の人がやってるアマチュア感が良い!
・狭い通路を通れなくなってるゆるキャラが可愛すぎる!
かわいいは正義だ。
なお、サンリオかわいい部門有識者のけんしんさんとの、
「ゆるキャラと企業マスコットのかわいいの違いについて」
のディスカッションも、大変聴き応えがあった。
きっと本編は、かわいさの過剰摂取必至の必見の内容である。
③ タナさん 「今年食べたラーメン」
皆勤賞のタナさん。
今回はその場で、今年食べたラーメンについて話された。
さらっと話されていたが、
「ラーメン写真だけで、店の名前・場所・特徴の説明と味の評価ができる」
のって、すごいグルメレポートの才能だと思ったのだけれども、いかがだろうか。
12枚以上はあったと思うんだけど…
味の評価で、星5つと4.9~4.0の差は大きい
パワーワード、ごちそうさまでした。
「グルメ」というのも聴き手にとって訴求力の高いテーマで、知っているお店が出たら、「その店知ってる!」と聴き手が話し手になれるし、自分の知らない最寄り駅の美味しいラーメン屋さん情報まで仕入れることができたのは、タナさんのおかげである。
あの時は雰囲気がアド街っぽくなっていたのが、なんだか良かった。
あまりご飯の写真を取るタイプではなかったが、このような活用の仕方があるのならば、やらない手はないと思えたのも、大きな学びである。
④ けんしんさん「サンリオかわいい3類型」
皆勤賞の、サンリオかわいい部門有識者、けんしんさん。
この3回で、確実に腕を上げてきた。
今年の流行色の「コーラルピンク」を背景に巧みに取り入れ、聴手が思わず引き込まれるタイトル付けも素晴らしい。
人の話を聞く時は、「3つの○○」くらいが、ちょうどよいのだ。
それでは、かわいさ三類型とはなにか。
1. 甘やかし・ヒモ型
2. スーパースター・カリスマ型
3. 応援・共感型
面白すぎだろう…
1.甘やかし・ヒモ型とは、その可愛さに身をやつし、女性の家に居候し、甘やかされ放題のヒモ生活を送っているマスコットのこと。
2.スーパースター・カリスマ型とは、某キティさんのような、言わずもがなな重鎮。
3.応援・共感型とは、設定から思わず感情移入してしまう、切ないマスコットのことである。
なんだよ。
「おにぎりになりたい、小麦粉のマスコットって…」
おにぎりになれることを願ってやまない…
本人解説note
⑤ はらださん 「ミレニアム開発目標」
前回からのご参加で、見事に「5000兆の原田」の異名を獲得された、はらださん。
彼の渾身のプレゼンは、記憶に今尚も新しいほどの鮮烈さを持っていた。
そして今回は、「5000兆救うためには、5000兆救う活動をしている同志を探さなければならない」との気付きから「ミレニアム開発目標」を選ばれたそうだ。
世界ではすでに、人工の大半以上がスマホを手にしており、それはつまり「自身の危機を迎えた時、他人と連絡が取れる」ことを意味する。
そこに、オンラインカウンセリングを導入する余地があるはずだ。
また、彼は人を救う国家予算よりも軍事費のほうが多い現状に、心を傷められており、彼の真剣さを改めて感じさせ、スライドも手間を惜しまぬきめ細やかさを見せた、見事なプレゼンであった。
参考HP:外務省「ミレニアム開発目標」
※次回から、彼にプレゼン部ソフトドリンク部門を担当していただくことになった。バーテン修行中の彼が、シェイカーで作り出すソフトドリンクカクテルも、次回からの楽しみにしていただきたい。
⑥ あたし 「芥川龍之介」…と?
で、まぁあたしの番で、用意していたのは、芥川龍之介先生だったんですけどね。
なんだかテーブルトークが、孫子の兵法の話で盛り上がっているんですよね~
…
そのネタ、駆け出しの時、プレゼン大会同率優勝ネタの一つなんだけど…
…
急遽演目を追加して、やらせていただくこととなった。
⑥-2 あたし 「孫臏」
孫臏(そんぴん)とは、孫子の兵法を書いた古来中国の軍師である。
※彼を説明するとなったら一行ですまねえんだぞ。
見直してみたら、4年前のネタであった。
もうね!
スライドが若いね!
4年前、このキャッチコピー(れきしことば)をつけて、孫臏について喋り倒したら、なぜかウケにウケまくって、予選を1位通過してしまった記憶が、昨日のことのように…
スライドが若いね!
孫臏を語るなら、別のnoteで書くからね!
だけど、この日に語らせていただけて、本当に、感慨深かったし、嬉しかったし、なにより楽しかったです。
ありがとうございました。
やらせていただいた皆さんに、心より御礼申し上げます。
⑥-1 あたし 「芥川龍之介」
で、本来語る予定の芥川龍之介先生。
芥川龍之介のTwitterこと、「侏儒(しゅじゅ)の言葉」
芥がワールド全開の、「猿蟹合戦の後日譚」
について語らせていただきました。
いや~
楽しかった!
※ダイジェストは部員の皆さんのtwitter「#Nサロンプレゼン部」に!
そして、第2ラウンドへ…
もう終わったあとの余韻の時間も、書きたいことがこれでもかとあったのだが、もう体力が持たない。
全部、楽しいの過剰摂取のせいだ…
さて、最近カラオケ欲が溜まっていたので、わがままを言って皆様に第2ラウンドと称して、お付き合いいただいたのだが、それがまたヤバかったのだ。(ヤバいところしかねえな、この部活)
行けると思ったけど、一曲目からゲスの極みは流石に無理だったよ…
皆さんの選曲も面白かったのだが、中でも今回の、聴き・ほめ上手ご担当の、しろさんが、半端なかった。
声が綺麗で力強い!
(やはり、喋りたりなかったのか…) などという、無粋な考えを吹き飛ばす、素晴らしさであった。
で、シロさんの選曲で、ヤバいの、本当に、ヤバいの知ってしまった。
かっっっっっっっっこい!
帰って原曲聴いて、さらにベタぼれした。
今も流しながら書いている。
やべえよ、まだ1日経ってないのに、何回聴いてんだよ…
私にとって、禁断の果実でした。
林檎だけに。(やかましいわ)
でも、部員のみなさんにとっても、プレゼン部のこの活動は、もしかしたら禁断の果実かもしれない。
だって、知らなかったあの頃には、もう、戻れないでしょう?
3回を終えて
「自分の好き」をアウトプット、表現する場を作ってみたかった。
その結果が、この楽しさである。
そして、3回やって気づいたことがある。
誰もが、プレゼンしていただいた誰もが、
自分の好きを本気で語っている時こそ、その人の持つ魅力が、
あふれにあふれるのだ
と。
人が魅力を解き放つのが、こんなに簡単なことだなんて、思いもしなかった。
好きなことを、語ればよいだけなのだから
部員のはらださんは、前回「5000兆人救いたい」を旗印に掲げた。
ならば私も旗印を掲げようではないか。
「5000兆人面白くしたい」
本気である。
これからもどうぞよろしくお願いします!
過去の開催レポートnote
第1回
第2回