#Nサロンプレゼン部 [第4回ソフドリカクテルに酔わされて]
前節:どこがソフトだ。どこが。
まずは、こちらの写真をご覧いただきたい。
きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。ソフドリカクテルなんだぜ。それ。(後ろの紫色のカクテルは微量のアルコール入りだが、無問題)
きっかけは、第3回、コーヒーとお茶だけだとちょっと味気ないなと思ったので、バーテン修行中の「5000兆のはらださん」に、軽い気持ちで「次からソフドリカクテル作ってよ~」と依頼したら、二つ返事でご承諾いただいた経緯があるのだが…
※以下すべて、全身全霊のほめ言葉である
二つ返事の答えがこのクオリティか!
野郎!プレゼン準備中の野郎どもの思考を1杯目出した段階で、野郎どものハートを根こそぎ奪っていきやがった。
(なお今回は、男祭りであった)
まだソフドリカクテル飲む前だぞ!
プレゼンする前から、美しさと美味さで語彙力奪ってくんじゃねえよ!
なんだよこの花の美しさは!仕事が細かすぎんだよ!
堕落の園だよ!ここは!
…すまぬ。取り乱した。
本当に心から最高のクオリティと仕事であった。
実は、今回はこのソフドリカクテルに加え、プレゼン発表後に、
一人一人の印象や、プレゼンの感想をカクテルで表現していただく
企画を事前準備させていただいた。
そのカクテルは、プレゼンター自身しか飲むことはできない。
※もちろん、聴き上手さん・褒め上手さんにも専用カクテルを作っていただくよ!
次回以降も原田さんがご出席いただいた暁には、継続していく所存だ。
ぶっちゃけ今回は、原田さんのソフドリカクテルの話と、それにまつわるエモすぎるエピソードだけでいいんじゃないかと正直思ったほどだが、以下レポートに入る。
4回目のメニュー
① ダニエルさん「日記の効用」
② タナさん 「椎名林檎」
③ あたし 「影響を受けた本」
④ こむろさん 「ハプスブルク家とイギリス」
⑤ はらださん 「ゲームBGMと現代音楽」
今回は新メンバーに、ダニエルさん(あだ名)とこむろさんにお越しいただいた。
ダニエルさんは、以前所属していたゼミで事務局で苦楽をともにした同志。
そのゼミでも似たような企画をしたことがあるのだが、企画倒れに終わってしまったため、この度ご多用のところお越しいただいた。
こむろさんは、歴史好きの友。
西洋史を語らせたら右に出るものはそうそういないであろう実力者である。
実は当初、聴き上手・褒め上手担当でのご参加予定だったのだが、雑談の流れから「上野のハプスブルク展」の話になった途端、目の色が変わり、挙げ句に原田さんのカクテルから着想を得たのか、自発的に話すネタを志願されてきた。
流石である。
① ダニエルさん「日記の効用」
「皆さんは日記を付けられていますか?」
その問いから始まったプレゼンに、私は胸を張って手を挙げられた(やってるのだぞ!こう見えて)が、他の皆さんは三日坊主になってしまったり…という答えであった。
そこから、「それでは日記を続けるにはどうすればよいのか…」というハウツーにつなげるのではなく、「人間にとって、過去とはなにか」という哲学的な問いをたてられた。
普通なら、具体的なハウツーを語るものかもしれない。
しかし彼は、頭で理解しているつもりだけれども、理解できていない「過去」という抽象的な概念を、哲学者の言葉を借りて、我々の中で明確、明瞭に肚落ちさせるプレゼンであった。
これは、日記の具体的な続け方を習うよりも、有効な日記の続け方のレクチャーではないだろうか。
人間にとって、「過去」とはこんなに大切なものなんですよ?
だから、「過去」の記録は残しておくにこしたことはありませんよね?
じゃあ、「日記」を無理のない範囲で書いてみませんか?
日記の勧め方として、実に理にかなっていると思った次第だ。
※ダニエルからこの内容にまつわるエッセイリンク
② タナさん 「椎名林檎」
狙い撃ちである。
忘れもしない、第三回の、長く短い祭りにて、禁断の果実を摂取してしまった某プレゼン部部長を、全力で沼に引きずり込みにきた。
なんでも、ファンクラブという名の深すぎる沼に生息されているとか。
やべえ場所に足を突っ込んじまった気がするぜ。
月に負け犬
有り余る富
落日
をご紹介された。
刺さったなぁ。
やっぱり。
③ あたし 「影響を受けた本」
山ほどあるんですけどねえ。
あえてこの本をチョイスしました。
令和になって、まさかのドラマ化。
課長バカ一代
僕のルーツの1つです。
ぶっちゃけ、過去4回のスライド作成途中で、一番楽しく作ってました。
笑いながら一気に作り上げました。
キャッチャーはデブ
の話を熱弁しました。
こんな話、ここでしかできねえ!
④ こむろさん 「ハプスブルク家とイギリス」
よもやの緊急話し手参戦の、こむろさん。
上野の美術館では、現在ハプスブルク展が催されている。
結論から言う。
彼をガイドにして共に行ったら、最高に楽しくなること請け合いの、見事なプレゼンであった。
当初は弱小で戦も弱いハプスブルク家が、なぜ中世ヨーロッパでいつの間にか一大勢力になることができたのか?
ヨーロッパで辺境に位置するイングランドとの関係とは?
そして語りのラストを、あえてバーテンに言わせるところが見事であった。
そのラストとは、
「ブラッディ・メアリー」
彼の次回作が心から楽しみである。
⑤ はらださん 「ゲームBGMと現代音楽」
文句なしで今回MVP、5000兆のはらださん。
ゲームBGMは、第1回のタナさんもプレゼンされたが、
今回の彼は、
ファイナルファンタジーⅣ好きな曲ベスト3
を、フルスロットルでかましてきた。(良いぞ!もっとやれ)
ああ、RPGやりまくりてえなぁ…
また、現代音楽のターンでは、定義が面白かった。
音がすればなんでもあり!
言いえて妙である。
カクテル作りの腕のみならず、音楽に関する造詣の深さを感じさせたプレゼンであった。
今年のプレゼン部総括
また今回も凄かった。
4回やって4回違うベクトルで、同じくらい楽しかった。
1回目はただただ楽しく
2回目は議論が楽しく
3回目はカラオケが楽しく
4回目はカクテルが楽しい
…
最高か!
最高すぎるだろ!
この部活!
全部、お越しいただいたみなさんのおかげです。
どれほど御礼を申し上げたらよいか…
これからもバシバシ邁進していき、さらにパワーアップさせる所存ですので、来年からもどうぞよろしくお願いいたします。