プレゼン部 魅力あふれる 自由の場
誰もが好きなもの、得意なもの、語りたいものを自由にプレゼンできる場を作りたい。
そこでは誰もが、話し上手・聴き上手・褒め上手になれるような場を作りたい。
その想いから、プレゼン部という部活を立ち上げた。
活動は現段階で11回に及び、初めて開催してからもう半年が経とうとしている。
毎回面白いプレゼンが飛び出し、毎回予想もつかない展開になる、最高に楽しい部活になった。
オフラインの場でももちろんのこと、オンラインにも対応して開催できるようになったのも大きな強みと言えよう。
これもひとえにご参加いただいている部員の皆さんのおかげである。
いつもいつも、心から感謝しています。
毎度ご参加いただき、誠にありがとうございます。
…
と、こんな冒頭ではまるでプレゼン部解散宣言みたいな物言いになっているが、そんな気は毛頭ないのは言わずもがなだからな!
では、なぜ毎度のことながら、おもむろにこんなnoteを書き始めようと思ったのか。
プレゼン部の本質とは何か
ということを、真剣に考えてみたくなったからである。
なぜなら、世間一般で言うところのプレゼンとは、明らかに本質が異なると思ったからだ。
さて。
世間一般で言うところのプレゼンの本質とは何だろうか?
聞き手に動いてもらうことである。
今まで様々なプレゼンに関する本を読んだが、どの本も同じことを書いている。
例えばスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンで、聞き手はどう動いただろうか。
iPodやiPhoneを買いに動いただろう?
それでは、あなたの仕事のプレゼンの本質は何だろうか?
聞き手にあなたの提案の通りに動いてもらうことだろう?
すなわち、世間一般でいうプレゼン、ビジネスプレゼンはとにもかくにも、聞き手を動かすために、聞き手のために行われることなのだ。
さて。
すると、好きなもの、得意なもの、語りたいものを語るプレゼン部の本質は、はたして聞き手に動いてもらうことだけなのだろうか?
確かに、自分自身、ある時はプロフの末尾に5000兆人面白くと付け足したり、ある時は推しアーティストプレゼンを聞いて、そのアーティストの曲ばかり聞くようになったり、またある時は、名著プレゼンを聞いてその本をその場で購入したり、と動かされたことはあった。
もちろん、それも本質だ。
しかし。
11回開催している中で確信した。
絶対にそれだけじゃない
プレゼン部の本質
それは、
プレゼンターの魅力を自然に最大限発揮できる
ことなのだと。
誰しもが、今まで他の人に語りたくても語ることができなかった話を本気でプレゼンしている時ほど、楽しそうに見えることはなかった。
自分も初めて歴史のプレゼンをした時はとにかく楽しかった。
楽しそうに話をしている人は、見ているだけでこちらも楽しくなる。
だから、そんな場所を作ってみたいと思ったのだ。
しかし、プレゼン部の効果はそれだけにとどまらなかった。
プレゼンに夢中な話し手からは、自然にその人の魅力までもが伝わってくることに気がついたのだ。
どんな話題だろうが、どんなスタイルだろうが、そんなことは関係ない。
好きなもの、得意なもの、語りたいものを話せば、その人の秘められた魅力の蓋が勝手に開くのだ。
するとどうなるか。
話し手の人にとにかく興味がわく。
この人めっちゃ面白い!
この人の話もっと聞きたい!
この人の話すことならなんでも面白いだろう!
面白いプレゼンが積み重なると、その人の魅力・面白さに信頼が生まれるのだ。
話し手の今までの歩みや考えている事、夢や希望を全部ひっくるめたプレゼンを一度でも聞いたら、その関係性は、ただの友人には留まらない。
心理的安全性100%をうたえるほど、ネガティブワード厳禁を掟にして前向きなフィードバックに注力した結果、部員の皆さんとは、なんでも話せる関係性になれたのだ。
哲学的な話も、今までやったゲームの話も、フェチの話も。
本当に、なんでも。
この取り組みは、人の魅力を解き放つ最高の方法ではないか、と本気で考えている。
だからもっともっと、色々な人にこの取り組みを知ってもらい、参加してもらいたい。
このご時世、オフラインでの開催は当面不可能だから、今はオンラインプレゼン部を月に2回、土曜日の午後から開催している。
退屈な休日の午後を、あなたの好きなものを自由にプレゼンできる時間にすることができる。
オフラインで開催できるようになっても、オンラインでつなぐ準備とノウハウを会得したので、気軽に参加することもできる。
だがオフラインを再開した暁には、ぜひとも一度お越しいただきたい。
プレゼン部は、第2ラウンドの飲み会まで、最高に面白い部活だ。
なのでもしも興味を持たれたら、お気軽に私までお声がけいただきたい。
なお、プレゼン部サークルも立ち上げているが、4月、5月はオンラインプレゼン部ということにして、誰もが無償で参加可能にすることに決めた。
まずは見学で、聴き上手・褒め上手さんからでも気軽に参加してほしい。
この部活は、話し手も聴き手も同じくらい大切な役割を担当しているから。
そして、一度でもいいから話し手として参加して、あなたの好きを全開にして、解き放ってもらいたい。
その味を一度でもしめてしまったら、もう知らなかった頃には戻れなくなること請け合いだから。