曰く、歌のおねえさんのようだった。

　例に漏れず、今週末もフルタイムで1日ぶっ通しのバイト。いよいよ喉潰れるよ。

　一昨日はおそらく聞いてられないほど、ひどく拙い説明だったと思う。昨日は幾分か良くなった。3回目は先輩にも褒められた。「自分のワールドに引き込んでたね」って。ネガティブ女だから、「生徒のこと置いてっちゃったのかな」とか、「気ぃ使われてんのかな」とか思ったけど、額面通り褒め言葉と受け取ることにする。

　で、同い年の子に「モルモットちゃん、歌のおねえさんみたいだった！」って言われた。

　「え？嬉しい！」って無意識に思った。多分ずっとアイドルになりたかったから。みんなの憧れになりたかったから。ちょっと近づけた気がして。ただ、これもネガティブな意味でとれば、「大人からすると、鼻につく喋り方である」と言う意味かもしれない。はい、重度のマイナス思考病なんで、ごめんなさい。

　頑張ればアイドル的な先生になれるよ、可愛げがあればモテるのにお前には可愛げがない、可愛げだけでは舐められるよ、笑顔ばっかりで感情が見えない、一人でいる時とにかく暗いよね。「じゃあ、どうしろと？」と言いたくなるようなことを色々言われてきた。初めてちゃんとした意味がわかった気がする。今回がちょうどいいラインだった。前に出るのは好きだけど得意じゃない。いつもわかっていてもうまくいかない。緊張で声は震えるし、恥ずかしい時に出る前髪を触る癖が止まらなくなる。

　久々に頑張ろうと思った結果、現在完全に喉を潰してる。やばい。変なとこが痛い。来週これを６本やると思うと、怖い。完全に潰しそう。月曜久々に友達と遊ぶのに。

　まぁ、仕事できない後輩って感じからは脱却できそうでよかった。来月シフトえぐいのよ。今のところ勤務時間71時間の予定。こっからさらに平日がちょこちょこ増える。こわ、バイト人間じゃん。

　まぁ、明日もリモート、明後日もバイト、今週末も２日ともバイト。

　とりあえず、アイドル先生目指して頑張る。