#2 留学初週【クウェート観光】

!مرحبا بكم（「ようこそ！」の意）

クウェート観光

クウェート到着から一週間以上が経過した。入寮や大学での授業もやっと始まり、友達も増えてきた。こちらでの生活が落ち着いてきたとともに、始まりだした感じでもある。
いろいろな人の助けのおかげで、この短い間にクウェートの観光地を数多く訪れることが出来きている。
今回はそんなクウェートの観光地について紹介！

スークムバラキーヤ

クウェート市街の中心地に位置する昔ながらの市場。
アラブには歴史の深いスーク（いわゆる市場）がたくさんあるが、クウェートのスークは比較的歴史の浅いものである。
市場と言っても、レストランや、魚市場、野菜市場、両替所が集まった市場、デーツ売りが集まった市場や香水屋が集まった市場など、様々な商品・サービスごとに市場があり、そのような市場が集まった一帯を総称してスークムバラキーヤと呼ぶようである。
ほかのアラブ諸国のスークでは、スークの買い物時では値引きすることが当たり前だったのだが、スークで買い物する人を見ていると、あまり値引きしているような様子はみられない。その代わり外国人だからと言って高い値段をふっ掛けられるわけでもない。
昼間のスークムバラキーヤはそれほど混みあっているわけではないが、やはり金曜の夜は子供連れなどで賑わっている。（大半のイスラーム国家では、金土が休日にあたる。そのため日本人の感覚としては土曜の夜のような感覚である。）

通りの左側が野菜市場、右側が雑貨を売っている

野菜市場で見つけた黒い人参
どんな味がするのだろうか、、、、

モスクمسجدももちろん併設されている

スーク内にある、おいしいカラクが飲めるご飯処。オーナーはインド人。　
カラクとは、インド由来のスパイスが入った甘いミルクティー。

アベニューズモール

中東で二番目に最も大きいモール。
一度行った程度では到底全容を把握できないほど大きく、移動にもかなりの時間がかかる。世界的に有名な高級ブランドから、無印良品まで数えきれないほどたくさんのテナントが並んでいる。
中東のモールらしく、昔の市場（スーク）を模したエリアがある。

いくつものあるエリアの内のひとつ
向こうが見渡せないほど広い

恐らくモールの中心にあるホール

テーマパークのキャスト的な人なのか、何なのかわからないが興味深い格好である

クウェートタワー

クウェートの象徴ともいえるこのタワーは1977年に完成。クウェート市街地近くの海沿いに位置しており、約120mの高さにある展望台からは、市街地とクウェート湾を眺めることができた。展望台は自動で回る設計となっていていて、少々ゾワッとする。
クウェートタワーは3本の塔からなり、イラクのクウェート侵攻にも耐え、今でも残る建物となっている。

展望台があるのは一番左の塔

クウェートにはほかのモールやスークもまだまだあるので、留学期間中にできるだけ回りたい。モールのような近代的な建物もいいが、個人的には昔ながらの伝統や歴史がの頃建物・場所の方が興味がある。クウェートにそのような場所が多いかどうかはまだわからないが、面白い発見があればまた皆さんに共有したい。

次回は寮・大学について！                 

         ！مع السلامة（まあっさらーま：「さようなら」の意）