見出し画像

長く険しかった婚活の記録⑧【夫との出会い―こいつやる気あんのか?―】

マッチングアプリを始めて数ヶ月が経った頃、一人の男性から「いいね」が届いた。

私はのちに彼と結婚することになる。


プロフィールを覗いてみると、正面からの写真ではないものの雰囲気は悪くない。
1歳年下でバツイチ。


理由にもよるが、基本的に私はバツイチに対して否定的なイメージをもっていない。
むしろ(自分のことは棚に上げて)この歳で結婚してないって何か理由があるのかな?と思うことも多くなってきた。


気になったのは、自己紹介文が3行ぐらいしか書かれていないこと。
コミュニティにもほとんど入っておらず、いまいちどんな趣味嗜好を持った人なのかわからなかった。


とはいえ、これも出会い。
とりあえずこちらからも「いいね」を返し、マッチングが成立した。


マッチングが成立すると、大抵は男性側から「マッチングありがとうございます。よろしくお願いします」的なメッセージが来るのだが、待てど暮らせど来ない。
痺れを切らした私は自分からメッセージを送った。


そこから1日に1、2通ペースで1ヶ月程やりとりが続いたが、彼が質問してくるのは私が趣味にしていたゴルフについてが多く、私自身の恋愛観や日常に関する質問は皆無だった。


この人私に興味ないのかな?
ていうか、やる気あるのか?


正直メッセージの時点では、彼に対してあまり良い印象は持っていなかった。
それでもダラダラとメッセージは続き、ついに2人で食事に行くことになった。


次回は【夫との初対面―だからやる気あんのか?―】について書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?