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長く険しかった婚活の記録②【25〜30歳 合コン黄金期】

25〜30歳の5年間、私は合コンと飲み会に明け暮れた。

お酒好きな友だちができ、私自身もお酒が強くなっていったこともあり、誘われれば二つ返事で参加していた。
週末はもちろん平日でもそれは変わらず、二日酔いで仕事に行くこともしょっちゅうだった。

最初は参加する度にドキドキしていた合コンも、慣れれば何となくコツがわかってくる。

この時期、とにかくモテた。

私は特に美人というわけではないが、色白、タレ目、丸顔の優しいたぬき顔。
さらに、大人しそうに見えて「ノリはよく天真爛漫」
複数人が参加する合コンでは、必ず一人はこういうタイプが好きな男性がいるため、連絡先を聞かれたり後日食事に誘われたりすることも頻繁にあった。

しかし、この「ノリはよく天真爛漫」という私の性格。

合コンを重ねるなかで築きあげられた虚像である。

もともとは人に気を使う性格で、自分から前に出るのも苦手だ。
ましてや25歳にしてほとんど恋愛経験もない。

こういうことを言えば合コンは盛り上がるという会話は出来ても、男性と付き合うための武器は何も持っていない。

そしてこの虚像と現実のギャップが、長きに渡って自分自身を苦しめることになるのだ。


次回は【合コンから彼氏は出来たのか】について書きたいと思います。

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