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やりたい研究開発を支援してくれる上長の存在

 私が所属する企業では、上長からの許可を得られれば業務時間に自身がやりたい研究開発に取り組める風土があります。当然ながら企業にとって有益になり得る研究開発が前提ではあるものの、工学の研究開発者として魅力的な風土だと感じています。これは制度として確立されているわけではないのですが、私が所属する企業には以前からそのような風土があるようです。

 この風土を上手く活用するため、下記の記事でも述べた通り、職場の個性が強いおじさんと研究開発プロジェクトの発足に向けて打ち合わせをしました。おじさんとの打ち合わせは白熱し、普段の仕事を忘れて4時間以上も話し続けていました。その中でおじさんには、私たちの上長にあたる人に対しても研究開発プロジェクトに関して相談するよう勧めてもらいました。上述した通り、本プロジェクトを発足するためには上長の許可が必須だからです。

 早速、上長に研究開発プロジェクトに関する打ち合わせの依頼をしたところ、「待っていました」と言わんばかりの返答をいただきました。風の噂によると、上長は以前から私のことを陰ながら気にかけてくださっていたようでした。そして打ち合わせの当日、私は簡単な資料でやりたい研究開発を紹介した結果、上長は一つ返事で本プロジェクトの発足に賛成してくださいました。それどころか、上長はこの研究開発に非常に興味を持ってくださり、一緒にプロジェクトを進めていく運びになったのです。私が実際の研究開発に取り組み、上長は研究開発の助言はもちろんのこと、役員を含む関係部署などの調整も協力してくださるようでした。

 ダヴィンチのパトロン探しではないですが、おじさんのおかげで私には上長という強い支援者ができ、兼ねてよりやりたかった研究開発に取り組めるようになりました。おじさんと上長には、研究開発で成果を上げることによって恩返しするつもりです。

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ハカセさん
今以上のやる気につながります!