ある理工系研究開発者の本屋における習性
新しい家に引っ越して2週間が過ぎ、家から少し離れた場所を散策する余裕が生まれてきました。私は子供の頃から本屋の雰囲気が好きで、本を購入する予定がない場合にも本屋に足を運ぶ習性があるため、今回の散策においても真っ先に本屋を目指していました。
家から30分ほど歩いた本屋にたどり着くと、これは遅くとも大学生以降からの習性なのですが、本屋の中でも理工書の棚に真っ先に向かいました。私は理工系の研究開発者であり、理工系の話題はもはや趣味に近いということもあるため、理工書がどのくらい充実しているのかを確認するようになっているのです。
……残念ながら、今回訪れた本屋もやはり理工書の扱いは少ないようでした。ここで私が「やはり」と述べたのは、理工書は読む人口が少ないのか、多くの街の書店では理工書の扱いが少ないですし、理工書があったとしても資格系の書籍が多い印象を受けているからです。
理工書が充実している本屋は店の規模が大きい傾向にありそうで、今回の本屋は小から中程度の規模でした。しかし今回の本屋は歩いて訪れる距離にあるため、マンガを含む新しく発行された本を確認し購入する場合にはちょうどよさそうでした(理工書を除く)。
理工書の扱いが少なかったものの、電子書籍よりも紙の本が好きな私としては、本を購入することで微力ながらも今回の本屋を応援していくつもりです。
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