Excel 3D空間に自在に直線を引く方法
※この記事は、下記動画の文字起こしです!
00:00 チャプター1
皆さん、こんにちは!今回、excelの3D空間に自在な直線を引いていく方法というものをお話ししたいと思います!
自在に直線が引ければ、こういった図形だったり、こういった図形を作ることができるようになります。
前回は配信でこの図形を作る方法として、
00:20 チャプター2
Excelのオートシェイプを真球にして、真ん丸の球ですね、ボール上にして、それを並べることで、こういうものが作れるとお話しましたけども、それをどうやって並べるのかということをお話していませんでした。
今回はですね、そのボールを並べて、こういう直線にする方法っていうものをお話ししたいと思います。
00:39 チャプター3
直線にすることができれば、こういう図形だったり、こういう図形を自由に描くことができるようになるからです。ではですね、次のスライドにいきます!はい、そもそもExcelの3d空間のみならず、3d空間っていうものの中に直線ってどう引くのかっていうことですよね。まず、それがわからないと、そもそも直線が引けないと思います。はい、でここに直線というものを1本引いていました。直線ですね。
01:05 チャプター4
で、この直線ってのは、どう定義されるのかと言いますと、この両端の座標が定まれば、この直線っていうものは引けるんですよね。この2つを通る線ということで、線を引っ張ることができるからです。
なので、この線を引くには何をしたらいいかというと、直線の両端の座標を定めることですね。
01:27 チャプター5
この座標が決まれば、この直線が引けるようになります。じゃあ、この座標を定めるにはどうしたらいいかっていうと、まずこの直線に戻りまして。座標というのは3d空間であれば、3つの変数からできてるこの座標というものがあります。すなわち
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横方向、縦方向、奥行き(手前)方向といった3つの変数を定めることで、座標というものがそれぞれ定まります。
こういうふうに、AとBという座標を置いてあげることで、この間に直線を引くことができる。で、 じゃあ、今回真球を使って直線を引くというのはどうするかというと、この2点間の座標というものを全て算出してあげるわけですね。
02:13 チャプター7
全てって無限にあるじゃないかなと思うんですけど、そこは最初の立体模型でもあったと思うんですけど、ある程度の数の真球をここに並べられればいいと考えてます。
なので、ここの直線上の座標をちょっとずつずらしながら、真球を描いていければいいかなと思ってます。
じゃあ、この直線上に座標をちょっとずつずらしながら計算していくのって、どうしたらいいんだろうというとこなんです。
02:41 チャプター8
そのためにもまず、この直線上の座標を1つxと置きます。で、変数はこうあったとしますよね。そうすると、このxってどう計算式が成り立つかというと、単純にこう成り立つんですよね。xは、 このaとbの2つの成分からできてるっていう
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ことですね。これは数学の話になって、数学のベクトルの話で出てくるものなんです。それをプログラムで書くような形に置き換えたものになります。で、このiというものは、for文で数字が変化してます。nというものは数字が固定されてるものです。100でも1000でもいいですし、どのぐらいこのボールをたくさんこの直線上に並べるかといったことが、このnによって定まります。
で、このiというものがゼロからnに変化していくと、何が起こるかと言いますと、まず最初このiが0の時っていうのは、
03:32 チャプター10
ここが1であって、aが100パーセント、bが0ということになりますね。すなわちxはもうaに重なってるということになりますよね。
で、iがだんだん大きくなっていくと、ここの数字がだんだん小さくなって、ここの数字がちょっとずつ大きくなっていきます。
そうすると、xがだんだんだんだんこっちによっていって、iがnになると、aは0、bが
03:53 チャプター11
1、すなわち100パーセントbになるわけですね。すなわち、ここに到達するわけです。
ということで、iが0からnに変化するにつれて、xはこの直線上をちょっとずつこちらに移動していくわけであって、そのそれぞれの座標を定めてあげれば、この2点間のこの座標をちょっとずつ、このボールをずらしながらべて、算出することができるようになるわけです。で、全て算出して、
04:18 チャプター12
前回の配信でお話したような真球というものを、オートシェイプで真球にしたものを、その座標のの上に置いてあげれば、 この真球が連なったExcel3d空間における立体的な直線というものができるわけです。
この2つの点の結ぶことで、どんな向きの直線もこの式で引くことができるようになるわけです。
04:43 チャプター13
じゃあ、1つ直線が引けたら、すべての直線を引いていきたいんです。立体模型を作るには先ほど言った直線を、すべての直線に対して同じような処理をしてあげることになりますね。その時に必要になってくるのが、各直線の両端の座標を全て設定してあげることですね。
05:03 チャプター14
立体模型の頂点に当たる部分の座標を全て算出するって結構難しそうだと思うんですけど、自分が思い描いた自由な図形を描くのであれば、自分で紙の上に立体模型を書いてあげて、座標を設定してあげればいいですし、正多面体とかよくある立体模型、
05:23 チャプター15
立体模型、立体図形であれば、ネットとかで調べれば、簡単にその座標の数値って出てきます。それに基づいて、この各直線の両端の座標というものを設定していきます。
そうすると、こういった図形を自分でアレンジして描くことができるようになるわけです。その他にも自分でノートの
05:46 チャプター16
上に立体模型を設計すれば、こちらのように任意の立体模型を描画することができるようになるわけです。
なので、このように頂点さえ分かれば、こういったものだったり、こういったもだったり、さらにこれらをアレンジしたもの、全く自分で自由に作ったものを任意に
06:07 チャプター17
描画することができるようになるというわけです。 はい、今回は直線の描くというものを、エクセル3d空間上に単純な直線を描くということをお話してきましたけど、自由な向きにこの直線を描くことができるから、この任意の立体模型を描くことができるようになるといったことをお話ししてきました。
06:30 チャプター18
はい、皆さんもぜひ作ってみてください!今回もご視聴いただきありがとうございました。また見てください。では、バイバイ!
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