「侵略」に「抵抗」するウクライナ民衆から考える 講演/加藤直樹
●5月28日(日)13:30
神保町区民会館3階
講演:加藤直樹
費用:500円
●「(西側では)ウクライナ人は今も多くの場合、同情を向けられなければならない受動的な犠牲者としてか、あるいは糾弾されなければならないナチスとして持ち出されている。しかし…ウクライナ人の絶対的多数は抵抗を支持し、単なる受動的な犠牲者でありたいとは思っていないのだ」
(タラス・ビロウス/ウクライナの左翼グループ「社会運動」活動家)
●「主体」としてのウクライナ民衆を無視、他者としての自覚を欠如した不毛な言説(おしゃべり)が<反戦・平和>の名の下に横行している。
だが、私たちが自国の侵略と植民地支配から学んだことは、侵略されている民族の主体性を認め、その歴史的経験を理解することだったはずだ。
憐れむべき犠牲者でも操り人形でもなく、議論し、思考し、判断し、選択し、行動する「主体」として、歴史をつくってきたウクライナの人々の「主体」と向き合い、この戦争の意味を考え、ともに議論したい。
〇加藤直樹
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランス、著書に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』『謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」』など
ウクライナの左翼グループ「社会運動」への募金を呼びかけるキャンペーン呼びかけ人の一人。
同募金は5月24日まで。(詳しくは 「ウクライナの社会運動に連帯の募金を送ろう!」で検索)https://note.com/uarentaibokin/
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