お爺ちゃんの外国語学習2023年まとめ 62歳からのロシア語12
一念発起して2023年4月2日から、62歳でロシア語学習を始めた。
悪戦苦闘の8ヶ月間がすぎ、2023年を終えた。12月31日までに何をやったか記録しておこうと思う。
■文法学習で実行したこと
1「初歩のロシア語」 佐藤純一著、昇龍堂出版
最初から最後まで声に出して読み、練習問題をすべてやった。練習問題の問と答えも音読。
これを2回実行した。
2 「大学のロシア語Ⅰ」沼野恭子・匹田剛・前田和泉・イリーナ=ダフコワ共著、東京外国語大学出版部
一冊目の文法書を2回やり終えても片っ端から忘れて定着しなかったため、そして気持ちを新たにするため、2冊めのこの教科書に手を付けた。
1冊目と比較しながら進め、少し成果を感じ始めている。
全部で28課ある。5課まで終えたら1課にもどり5課まで復習する。 6課から10課まですませたら、6課に戻り復習。
このサイクルで学習をすすめ、12月31日現在21課の復習中だ。
■単語覚えるために実行したこと
1「例文で覚えるロシア重要単語2200」佐藤純一・木島道夫共著、白水社
音声を聞いて真似して発音しながら覚えた。例文も聞いて音読…
朝の散歩時には、音声を聞いて0.5秒ずらして発音していく。つまり、独り言を声に出して歩いていく。
道路では、通報されないように声を殺し、口だけ動かす。遊歩道に入ったら少し声を出す。
最初から最後までこれを実行して2回終えたところで、どうしても覚えられない単語だけ、小さなメモ帳に書いて独自の単語帳を作成。電車の中などで口だけ動かして繰り返した。(もちろん、それでも覚えられない)。
2023年12月31日現在、4回目実施中。4回目を最後まで実行し、90%以上覚えていたらこの単語帳は終了する。
2ユーチューブ動画
気に入った番組を視聴し、わからない単語や表現を調べて大学ノートに記入する。
■発音訓練のために実行したこと
1「ロシア語発音の基礎」城田俊著、研究社
テキストを読み、まずは理屈で発音の仕組みを知る。知らないことが多く、役立った。
子供や若者は別だと思うが、中高年以降の第二言語学習は、理屈で理解すること。それまでの知識と経験を思い切り活かすことが必要だと思う。
次に、音声教材に従って発音練習。
2023年12月31日現在、3回終了。発音に関しては常時練習が必要だと思う。まだまだ続けなければ・・・。
2 ユーチューブ番組
任意の番組を選び、わからない単語を調べて大学ノートに記入する。
・最初はできるだけノートを見ずに音声を聞き取る。もちろん、聞き取れない、理解できない部分がたくさん出てくる。
・次にロシア語自動翻訳に設定し文字を表示し、意味や単語を確認。わからなければ調べ、動画で話されている内容を理解する。
・字幕だけ見て、できるだけ正しい(つもりで)発音してみる。
・音声を流し、字幕を見ながら聞こえたとおりに発音していく。
・字幕を消して音だけ聞きながら口で唱えていく。
以上のことを一応やってみた8か月間だった。繰り返して発音する回数が少なすぎたと思う。
興味のある動画を使用し練習した.
■2023年の反省点は学習量が少なすぎたこと。
2023年を振り返ってみると、頭が固くなり物覚えも悪くなったことを痛感した。すぐ忘れるのが自分なのだと再認識する。
これを矯正していくには、練習量を増やす必要がある。しかし現実には、せいぜい1日2時間~2時間30分くらいしか学習にあてられなかった。
子供や若い人ならともかく、初老の人間が第二言語を一定レベルまで身に着けるには、とうていこの時間と分量ではおぼつかない。
今年2024年は、練習量を増やすことが課題だ。そして、短時間集中の練習・訓練を仕事や日常生活の隙間に入れて、一日に何度も繰り返す方法で実現してみたいと思う。
今年は、工夫して1日4時間学習に充てられないか挑戦してみる。ちょっと厳しいが、ともかくチャレンジはする。(つづく)