企画参加:パートナーとの熱が冷めた後に
今週も企画に参加します。
珈琲次郎さんの企画も、早いもので12回目なんですねぇ…。
さて「パートナーとの熱が冷めた後に」ですか。
珈琲次郎さんの記事によると、
とありますが…
付き合いはじめの熱…
はて、そんなもんあったかな??
夫と付き合い始めたのは、私が32歳、夫が37歳の頃でした。
とはいえ、その当時の夫の状態は最悪でして…
前の嫁の浮気が原因で別れた直後。
絶賛人間不信に陥っておりました。
私も私で、今の夫と付き合うようになってから、前の夫に離婚を言い渡し…
(これはこれで最悪の嫁だと自覚しているのですが)
別れた直後でした。
つまり、お互いがまぁまぁ最悪の状態でつき合いがスタートしたわけです。
というか、私が一方的に夫に近づいたのですけど。
夫は当初、私に警戒していました。
まるで懐かない猫。
「私のことどう思ってんの?」
と聞いた時、夫から帰ってきた答えは
「もう10代、20代の時みたいな恋愛はできへん」
でした。
これが何を意味していたのか…
今もわかっていません。
付き合い始めから、私と夫は半同棲状態でした。
ラブラブというよりは、生活のため。
洗濯が苦手、食事もほぼ外食の夫のため、私はせっせと夫のマンションに通い、家事をこなしていました。なので「好き好き大好き♡」みたいな時期は、まるでありませんでした。
もっとも私は…
夫の「見た目」だけは本当に好きでした。
夫が超絶マイペースであろうと、愛情表現がなかろうと、超絶元美少年をながめているだけで満足だったのです。
何を考えているのかわからない。
愛されているのかもわからない。
まぁでも、拒絶はされていない。
それだけで、いい。
そんな感じで過ごした1年。
その後、夫が一戸建て借家に引っ越したあたりから、少しずつ関係が変化しました。
夫にとって「私がそばにいること」が「当たり前」になってきたことを感じ始めたのです。
そして引っ越して2年後に、入籍を果たしました。
付き合って3年、入籍して13年。
今考えれば、これまで「熱」といえる期間は無かった気がします。
ラブラブな時期もなければ、手すらつないだこともない。
お互いパーソナルスペースがあり、どこか他人行儀。
だからこそ、16年も一緒にいられたのだと思います。
いわば、平熱のまま、これまでやってきたのかな、と。
16年たって、夫は時々「ぽろっ」と本音をこぼします。
うちは、始が我慢強いから助かってる。
(夫のモラハラにめげない)
始がいなかったら、俺は生きていけない。
懐かない猫は、今になってようやくゴロゴロとお腹を見せてくれるようになりました。
さて。
私に関していえば、「熱」は冷めたことがありません。
16年経っても、未だ夫は「推し」だからです。
若いころから一向に衰えぬ美貌。
(そう思ってるのは私だけ説)
中年太りとはまるで縁のない、細マッチョの絶妙なプロポーション。
ああカッコいい。
キレイ。
腐る。
(おい)
職場で夫の後ろ姿を眺めながら、にやけております。
ドライブの帰り、助手席で昼寝をする夫の寝顔を見ては、にんまりしております。
毎朝、夫のケツを撫でまわしております。
一生、夫のことを愛でているんだろうなぁ。
…夫がハゲなければ。
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