涼を求めて:犬鳴山七宝瀧寺
みなさまこんにちは。
ここのところ、風俗ネタやら色々書いているおかげで「中岡始はいったいどんなヤツなんだ」と思われるかもしれませんが…
要するに元風俗嬢で、今は夫推し。
写真を撮ることと寺社詣でが好き。
ただ、それだけです。
ここ最近、休みといえば私はパソコン(ゲーム)、夫は仏像彫刻に精を出しておりました。
今朝も夫は彫刻に励んでいたのですが、さすがに気分転換も必要だなぁ、と思い…
「犬鳴山、行こう」
と、夫を誘いました。
夫も同感だったらしく、車で出発しました。
犬鳴山七宝瀧寺は、大阪府泉佐野市にあります。
南大阪の我が家からは、車で40分程度の所にあります。
近畿三十六不動尊霊場、南海沿線七福神の札所でもあります。
また七宝瀧寺は、修験道の行場でもあります。
犬鳴山七宝瀧寺には、11時ごろ到着しました。
車のドアを開けると…
む、虫が…
車に常備してある虫よけを振りましたが、それでも虫がまとわりついてきます。
蚊もそうですが、若干のメマトイもいました。
さて、参道を進みます。
お寺なのに鳥居とはこれいかに。
修験道は、もともと神仏習合の宗教なのです。
参道に入ると、まとわりついてくる虫がぐっと減りました。
陰になっているところは、涼しくて気持ちが良いです。
木々の間から「みーん、みーん」と、みんみんゼミの声が聞こえてきました。
参道を5分ほど歩くと、本堂に到着します。
実はこの右手に、巨大な不動明王の像があるのですが…
山の中といっても暑いので、本堂を目指しました。
こちらは、ご本尊である「倶利伽羅不動明王」を模した像です。
本堂のすぐ近くに安置されています。
不動明王といえば、右手に剣を、左手に羂索を持ち、怖い顔をしている姿が一般的ですが…
こちらのご本尊は、龍が剣を飲み込もうとしている姿になっています。
ご本尊は秘仏で、本堂には「お前立本尊が安置されています。
本堂を通り抜ける形で、屋外の参道に出ます。
渓流沿いの参道は、水の流れる音が心地いいです。
ここのところ雨が少ないので、流れは少なめです。
参道を5分ほど歩くと、「行者の滝」に到着します。
滝のそばには、開祖である役行者の像があります。
滝の水量は少なかったですが、じゅうぶん涼を感じることができました。
垂らしてある鎖は、滝行の際に使います。
滝に手をひたしてみました。
水が冷たい!!
少しシャッタースピードを遅めに。
まぁ、そうなるとブレますよね当然。
短い時間でしたが、夫と「自然の涼しさ」を堪能してきました!!