見出し画像

1月1日 丹生川上神社 三社めぐり

今さらですが明けましておめでとうございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、12月26日~31日まで、6連勤をこなしました。
で、1月1~2日は、職場も正月休み。

1月1日は、夫と二人で初詣に行ってきました。
今年で3度目となる、「丹生川上神社三社めぐり」です。

丹生川上神社三社とは、奈良県吉野地方にある「丹生川上神社にうかわかみじんじゃ上社」「丹生川上神社中社」「丹生川上神社下社」の三社を詣でる、というものです。

丹生川上神社三社は、龍神を祀る神社です。
龍神=水の神様、ということで、三社はすべて水辺にあります。
そして、三社すべてが山奥にあります。

アクセスが割と困難、つまり参拝客がそれほど多くない…
つまり、穴場。
ということで、ここ3年は初詣に訪れています。

今年も、上社から参拝しました。
大晦日、疲れきって早い時間に眠りについたので、この日の出発は朝7時半。
上社に到着したのは、午前9時前でした。

早い時間だったからか、境内は割と空いていました。
門松ならぬ門杉が「ででーん」と鎮座しております。

丹生川上神社は、狛犬ならぬ「狛馬」さんなのです。
これは、晴れを願う時には白い馬を、雨を願う時には黒い馬を神社に献上したからです。

境内からは、広大な大滝ダムが見えます。

この大滝ダムですが、上から見ると龍の姿に似ているんですよね。
もともとの社殿は、もう少し低い位置にあったようですが…
昭和三十四年の伊勢湾台風による大滝ダム建設に伴い水没のやむなきこととなり、現在の小高い場所に遷座されたようです。

1月1日。
空はどこまでも澄んでいました。

境内では、暖を取るためか太い薪(というか木そのもの)が燃やされていました。
暖かかったです。

門杉には、奈良県の名産である柿が…

上社境内。
元日の空気が清々しかったです。

さて、次は丹生川上神社にうかわかみじんじゃ中社へと向かいました。

鳥居から道を隔てて、清流が流れています。

水の透明度がすごい。

拝殿です。
参拝した後、拝殿で「龍玉」を授かりました。

ご自身の〝お願いごと〟を龍玉に託し、「東の瀧(龍神の瀧)」に投げ入れることでご利益が授かります。
投げ入れる際には心のうちに願いを唱え、龍玉の穴に息を三度吹き込んでください。龍神の御力にて穢れを取り去り、運気を開きます。

丹生川上神社中社公式HPより

と、いうわけで。
龍玉を投げ入れるべく、ひむがしの滝へと向かいます。

前を歩くのは、いつもながら夫です。
頭ちっさい。ケツちっさい。脚なっがい。
夫と一緒になって17年が経とうとしていますが、見飽きぬ後姿です。

とにかく水がきれい。

橋を渡ります。
丹生川上神社中社から、東の滝までは徒歩5分もかかりません。

川沿いの遊歩道を歩きます。
もう景色が最高です。
人が少ない「穴場」なのも良いです。

これこれ、この色。

朱塗りの蟻通橋の上流に高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の3つの川が合流して、紺碧の深い淵が形造られています。
夢淵は古代の人々が水神の鎮坐す霊境として、斎み潔めを行う場所で、いみ淵ぶちともいったのが、訛って「いめぶち」となり「ゆめぶち」となりました。

中社公式HPより

水のある風景って、どうしてこんなに癒されるのでしょう。

さて「東の滝」です。
夢淵のすぐ近くにあります。

まずは夫が龍玉を投げ入れました。
夫の龍玉は、左から3番目の御幣ごへいをかすめるようにして、滝壺に吸い込まれていきました。

次に私が龍玉を投げ入れました。
左から3番目の御幣をかすめるようにして、滝壺に吸い込まれていきました。

「同じとこに飛んだな」

と微笑む夫が愛おしく、その場でケツを撫でまわしそうになったのですが、自重しました。

夢淵です。
本当に、こんな色をしています。
深い緑色で、どこまでも水は澄んでいます。

地図で見ても、3本の川が合流している地点だということがわかります。

対岸より見た東の滝。

さて、丹生川上にうかわかみ神社下社へと向かいました。

とても不思議なことなのですが、この下社の真北に、京都御所があります。
ほとんどずれがありません。
さらに北には、貴船神社があります。

貴船神社の御祭神も、丹生川上神社と同じく、水の神様なのです。
不思議ですね。

石段を上るのは夫です。
後姿がカッコいい。

下社には、「白さん」と「黒さん」という神馬がいます。

なんともおっとりした様子で、愛らしいです。

ともかくも、無事三社に詣でることができました。

三社めぐりの御朱印です。
私は上社からいただきましたが、中社・下社からお参りしてもいただくことができます。
吉野手すき和紙の御朱印紙です。

こちらは、昨年いただいた御朱印。
昨年は辰年だったので、四隅に「龍」の文字が入っています。

下社の宮司さんによると、この御朱印紙は年始限定で、すぐに売り切れてしまったそうです。

というわけで、2025年もよろしくお願いします!


いいなと思ったら応援しよう!

中岡 始
いただいたサポートは、リポビタンDを買うために使わせていただきます!

この記事が参加している募集