猪俣肇

猪俣 肇 写真展:saw the LIGHT キヤノンギャラリー銀座 2022年9月2…

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猪俣 肇 写真展:saw the LIGHT キヤノンギャラリー銀座 2022年9月20日(火)~10月1日(土) https://onl.bz/qYXFuQD

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『十文字美信 ☓ 伊藤俊治 クロストーク 静寂を叩くー日本の美と場を巡って』拝聴

楽しみにしていたこちらのイベントへ。 『十文字美信 ☓ 伊藤俊治 クロストーク 静寂を叩くー日本の美と場を巡って』 道中に読み出した本(ボードレール語録)の序章で、ベンヤミンの「ボードレールにおけるいくつかのモティーフについて」「技術的複製可能性時代の芸術作品」等の内容について触れている。 この中で、「アウラ」という言葉が一つのキーワードになっている。「アウラ」とは「本物の芸術作品にはあるが、その複製にはない何か」。また、「意味のある過去、経験として蓄積された過去が前提

    • イグニッションコイル

      ETCゲートを抜けて、キックダウンに気をつけながらアクセルを踏み込む。 いつもなら2000回転前後から感じる十分なトルクがない。 80km /hまで辿り着くのに時間がかかり、 何かおかしいと感じたところで、警告灯が点滅する。 オレンジ色の警告灯は、走行は可能だけれど、緊急停止が必要ではないという意味。 感じたことのない微妙な振動がハンドルから伝わってくる。 高速を走り続けるのも心配になり、一番近い出口から一般道へ降りた。 突き当たった交差点の信号待ち。 エンジンは800回転前

      • Nおばさんと

        キヤノンギャラリー銀座の写真展から1ヶ月。 この写真についてはすこし触れておきたかったのでメモを書いた。 こちらにも残しておこうと思う。 *** 洗濯物を干すのは大伯母のSおばさんの分担だったらしい。  そのSおばさんが闘病の末、年末に他界し、あわただしく寂しい年末年始を乗り越えた頃、Sおばさんと二人で暮らしていたNおばさんへ、妻がご機嫌伺いの電話を入れた。 聞けば、物干し竿の位置が高く、洗濯物が干しづらいと話しているとのこと。 数日後の週末、Nおばさんの家へ顔を出し、物

      『十文字美信 ☓ 伊藤俊治 クロストーク 静寂を叩くー日本の美と場を巡って』拝聴