ネット上で自分の文章が盗作されていたら、あなたはどうする?
先日とあるサイトを訪れた時の話です。
パリオリンピックのある競技に対する感想の文章だったのですが、ざっと読んだ所で、
「あれ、この文章どっかで見たことあるな?なんでだろう?」
どこで見たかは思い出せません。
ましてやオリンピックに関する感想なんていろんなサイトでいろんな人が感想書いてますので、おそらくどっかのサイトで見たのと似てたんだろうと思ってその時はスルーしていたのですが・・・
後日、「そういえば俺もあの競技の感想書いたなー」と思って見直してみたのですが、そのどっかで見た文章、私が書いた記事にそっくりだったのです!特に使っているワードが(^^;)
文章自体は細かいところで変更しているのでぱっと見は違うものに見えるのですが、使っているワードはかなりの数似通っていました。
ここからは想像ですが、
「私の書いた文章をコピー」→「AIに読み込ませる」→「AIの条件になにがしかのパラメータを入れる(例えば太宰治風にして!とか)」→「出力」
この出力した内容を自分の文章としてネットにアップしているのではないかと考えています。
この新たに生成された文章が盗作に当たるのかどうかは微妙ですし、正確には盗作ではないのかもしれません。しかし、元となった記事を書いた本人としてはなかなか自分を納得させるのは難しいです。どこに自分の憤りや不満を持っていけばいいのか・・・・
この一連の流れを考えていて思ったのですが、この方法でいけばほぼ何の努力をする必要もなく自分の作品を世に出せます。ネットでいいと思える記事を適当にピックアップしてAIに読み込ませて出力されたものを掲示板やnoteやブログなんかにアップすれば終了ですから。
正式な書物として出版しているような物だと出版社とかが弁護士を雇って法的に対処できるでしょうが、私のような一般人には厳しいです。
PDF化してアップしてもカメラでテキスト化されたら意味がないですし・・・・
まさか自分がこんな経験をするとは思ってもいませんでしたが、今後ネットに自分の文章をアップするにあたってどういう方向にしようか?noteの長文記事は有料にするか?と考えるいい機会となりました。
「他人の文章をAIを使って微妙に改変し、著作権侵害を回避する」
対抗策は今の所「大事な文章はネットにアップしない」位しかないのかもしれません。難しい問題です。
それでは<m(__)m>