メインの手帳・ノート3冊計画〜②バインダー
「メインで使う手帳・ノートを3冊に絞る」計画の連載記事です。
普段使う手帳・ノートを最低限の数に絞り、3冊を以下のように使う計画です。
①雑記帳…アウトプット用
②バインダー…ストック用
③手帳…暮らしのマネジメント用
今回は②バインダーについて、取り入れた経緯やバインダー自体のこと、使い方、今後の展望をお話しします。
集めた情報を1冊にストックしたかった
以前から心に残った言葉をノートに書き留めたり、雑誌の役立ちそうな記事を切り抜いてファイリングしたりしていました。
気の向くままにやっているうちに、古いノートは段ボールへ、ファイリングした切り抜きは大して見返しもせず本棚にしまったまま。せっかく集めた情報はあちこちに散乱してしまいました。
加えてnoteを始めてから、情報発信で勉強になる記事を自分用の非公開マガジンに登録し、ロルバーンのノートに書き写していました。
いくらためになる情報を集めても、場所がバラバラでは見返す頻度が少ない。
これでは情報を得た一時だけの学びになってしまう。
「集める」ことばかりが先立ち、情報から得られる効果が減ってしまいます。
集めた情報を1冊にまとめられないか。それが始まりでした。
バインダー遍歴① ダイソー
試しに買ってみたのが、ダイソー(100均)のルーズリーフ用A5バインダーでした。
併せて方眼罫のルーズリーフも買いました。
試しに古いノートから書き写したのが、以前読んだ暮らしの本から学んだ抜き書きでした。
「同じリング径なら、システム手帳でもよかったのでは」と思われるかもしれません。リフィルの穴の数が違うだけなので、システム手帳でも何の支障もありません。
綴じノートのほうが使いやすい方も同様です。
私はたまたま最初にルーズリーフ用のバインダーと用紙を買ってしまっただけです。
安いものなのでメルカリに出す訳にもいかず、以後20穴のA5バインダーを選ぶことにしました。
あまりお金をかけないようにしたかったのも大きいかもしれません。
バインダー遍歴② キングジム テフレーヌ
最初は手軽にダイソーのバインダーを選びましたが、もっと充実させたいのならそれ相応の品を使いたくなるのが性です。
ダイソーのバインダーを手放し、次に選んだのがキングジムの「テフレーヌ」でした。
テフレーヌは商品名と画像の通り、上下3つしかリング径がないため、ルーズリーフを取り出さなくても手にリングが当たりにくく、直接書き込みやすいのです。
また比較的安価ながら、シンプルでしっかりとしたつくりになっています。
試しに直接挟んだルーズリーフに書いてみると、場所によってはどうしてもリング径が当たってしまいました。
それでも、基本的にはほかのノートのメモを貼るだけ、または用紙をリングから外して記入し、挟み直せば問題なかったので、しばらくはテフレーヌに散乱していたメモや読書メモを収めていました。
バインダー遍歴③ マルマン ジウリス
「メインの手帳・ノートを3冊に絞る」と決めてから、テフレーヌの収納可能枚数が気がかりになりました。
私が持っているテフレーヌの収納可能枚数は60枚。長く使うとなると、ちょっと心許ない収納数です。2冊に増やすのも気が進みません。
「この1冊に全て集約したい」「これ以上は買わなくていい」と思えるようなバインダーを探した結果、購入したのがマルマンの「ジウリス」です。
標準収納可能枚数は80枚。前述のテフレーヌよりも劇的な変化はありませんが、普通の綴じノートでも80ページをびっしり使うには長期間かかります。
表紙はPU(ポリウレタン)で革に似た質感があり、リング径がメタルバインダー。値段は約3000円と高級です。私はスマホ契約プランの特典でもらったau payのポイントで購入しました。
ビジネスシーンも想定してデザインされているだけあり、上品です。私が買ったのはライトピンクで、インデックスの差し色の濃いピンク部分が好きです。
レビューを読むと表紙が意外と傷つきやすいそうで、今のところ購入時の透明カバーをつけたままにしています。
何冊かのバインダーを使って、より上質で気に入ったバインダーを使うと、自然と手が伸び読み返すことが増えると実感しました。
番外編として、システム手帳でいいなと思ったのはこれです。
手帳好きの方の間でもよく話題になっている品です。先日店舗で実物を触ってきたのですが、しっとりとした本革の質感と色ムラにしばし魅了されました。
つい欲しくなってしまうんですよね…今のところは我慢です。
現在の使い方
話を戻して、現在は大まかに3つのカテゴリに分けて情報をストックしています。
・暮らし…暮らし・生き方にまつわること
・インプット…noteなどの情報発信ややりたいこと、将来の仕事につながること
・言葉…好きなアーティストの歌詞や人から言われたこと、格言
画像上はジウリス移行前のものです。
下は母からもらって取っておいたポチ袋を貼りました。
文字やメモだけでなく、ワンポイントや控えめな飾りを施して視覚的にも楽しめるようにしています。
インプット元は書籍、note、Web記事、Youtube、インタビューなどです。
書き方のフォーマットは特に統一していません。そもそも用紙に直接書いたもの、メモを貼りつけたものが混在するので、統一しようとするとかえって億劫になります。
同じ内容はできるだけ見開きで読めるように配置しています。そのため空白のページも目立ちますが、あまり気にしません。
埋められる場合は記入するなり、小さめのメモを貼るなりしてページを使います。
ルーズリーフは半分メモを貼りつける台紙感覚で使っています。
今後の展望
前述した通り、情報を「集める」ことを目的にしないように、マイペースでストックを増やしていきたいです。
今後増やしていきたい内容はこんな感じです。
・過去のノートから書き留めておいた言葉を拾ってくる
・暮らしの本やムック本から役立ちそうなヒントを抜き書きする
・コーピングリストのページを作る
・生活用品や文房具の商品名や品番リストを作る
・お気に入りのコーヒーや紅茶リストを作る
・「私のお気に入り」リストを作る
上記のいくつかは今後note記事で取り上げる予定です。
また、①雑記帳でもふれた通り、現在持っているノートを使い終わった時点でA5正寸に切り離せるノートを雑記帳用に買い、ルーズリーフ用の20穴パンチを買って必要なページをバインダーに移せる仕組みにしたいです。
テフレーヌはクリアポケットのリフィルのみ残し、紙ものやレターセットを整理するファイルとして新たに活用するなど、ほかの使い道を検討しています。思いつかなければメルカリに出すかもしれません。
これから時間をかけて、自分だけの情報が詰まったバインダーにしていきたいです。今後の展望を考えるとワクワクします。
次回は③手帳です。現在の手帳の使い方を見直し、来年用に購入したSUNNY手帳のフォーマットに合わせた新しい使い方を考える記事になります。
過去の連載記事はこちらです。