結局、毎月いくら積み立てたら2000万円を貯められるのか。

4年前にいわゆる老後2千万円問題が噴出した際、ほとんどの人はそんなの無理やんと思ったはず。

確かに、そんな大金をいきなり作るなんてことは不可能に決まってます。で、当時の金融庁は国民をビックリさせたかったわけではありません。「長期・積立・分散」型の資産運用の重要性を広く知ってほしかったんですよね。


楽天証券のサイトに、積立かんたんシュミレーションというのがあります。
例えば、現在40歳の方が、65歳までに2000万円の資産を構築したいと思った場合、「目標達成に必要な毎月の積立金額を計算する」を選択し、

1、目標金額に2000(万円)と入力
2、積立期間に25(年)
3、運用利率は5%
最後に計算するボタンを押すと


毎月33,600円の積み立てで目標額に達成するというシュミレーション結果がでました。
もちろん、7%で運用できれば毎月の積立額はもっと少なくて済みますし、運用期間が長ければもっともっと少額で済むわけです。

特に注目してほしいのが、元本は直線で増えて行くのに対し、運用額は2次関数的に増えて行きます。これは「複利効果」が効いているからで、複利は期間が長ければ長いほど効力を発揮します。(詳しくは金融広報中央委員会のサイトへ)

おひとりおひとりの年齢、収入、貯蓄額などは当然異なりますから、自分の場合はどんなシュミレーション結果になるか、是非試してみてください。

なお、運用利率についての解説は次回の投稿でお話しますね。

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