勝率アップのための新米投資家心理学①
あなたは既婚者ですか?もしくは、彼氏・彼女はいらっしゃいますか?はいとお答えの方は、現在のパートナー以前に、どれくらいの人数とお付き合いをなさいましたか?
この質問は投資における考え方にも繋がります。幼馴染と結婚した場合を除き、ほとんどの場合は失恋を何度か経験するからです。しかし、その悲しい経験をプラスに生かし、現在のパートナーと良質な関係を築いているはず。
投資を難しく捉えるのは、初めての経験で大損したらどうしようという恐怖が付きまとい、一歩が踏み出せないからですね。しかし、失敗事例を事前に知っていたらどうでしょうか。新米投資家の心理を学んでおくと、いざという時に間違った行動をとるリスクを減らすことが出来ます。
楽天証券の投資情報サービス「トウシル」に、「なぜ人は、長期投資ができないのか」という大変興味深い記事があります。
このグラフの見方ですが、緑色の折れ線グラフが日経平均株価、棒グラフが投資信託への資金流出入額になります。株価が高いときに資金が流入し、下がったときにに資金が流出していることが一目瞭然ですね。
名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」には、アメリカの主要な経済指数、S&P500についても売買タイミングの記述があり、相場の高いところで大量に投資信託を購入し、下げ相場で資金が引き上げられているグラフが掲載されいています。日本人だけでなく、ヒトはみな、同じ行動をとってしまうのです。
なにも勉強をせず、人間の一般的な心理で投資行動を行うと、「損をしてしまうことは確定している」ということを、まずは知っておくべきでしょう。