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伸びる人と伸びない人【TOEIC】

みなさん、こんにちは

セカンドTOEICパートナーのくにしーです。

私はTOEICスコアを伸ばしたい方のために、マンツーマンコーチングをしています。

生徒さんへのコーチングや、体験会、カウンセリング、SNSからいただいたご相談にのっているうちに、あることが分かってきました。

それは、「TOEICスコアを伸ばすにあたって、悩むことにはある程度のパターンがある」ということです。
そして、「それに対応するやり方もいくつかのパターンがある」ということも分かってきました。

スコアを順調に伸ばす人は、このよくある悩みパターンへの対処を上手く行ったり、そうした悩みを未然に回避しています。

そこで、今回は、コーチングをしたり、カウンセリングをする中で見えてきた「伸びる人」と「伸びない人」の傾向をまとめていきたいと思います。

あくまで私が見てきた中で分かった傾向ですので、例外はあると思います。

しかし、「伸びる人」の傾向をつかみ、それと同じやり方をすることで少なからずみなさんの目標達成の助けになるのではないでしょうか。


「伸びる人」は、目標を見つけるのが上手い

「伸びない人」は、目標もなく始めてしまう。

伸びる人は、自分の目的地に向けて、適切な目標設定を行います。

例えば、「英語ができるようになって、英語を使って仕事したい」というのが最終目的地だとすると、
転職する ⇒ 英会話力を上げる ⇒ 英語の基礎力をつけるなど逆算して考えることができます。

英語学習ピラミッド

すると、基礎力をつけるための学習に何をしようと考え、
「英検2級」「TOEIC730点」など具体的な目標設定ができます。


「伸びる人」は、既に成果が出ている人によく聞く

「伸びない人」は、自分の直感だけで判断する

伸びる人は、既に成果が出ている人によく聞きます。

「自分の目標設定は適切なのか」
「どのような学習をするか」
「自分の苦手は何か」
「停滞したときにどのように対処したか」

私が色々な方とお話して気付くのは、伸びる方は本当に色々な質問をされます。

自分の目標達成に必要なことを成果が出ている人に聞いてみましょう。

目標設定をする上でも、客観的に既に成功した目から見て、どれくらいの期間で目指すのが適切なのか聞いてみることで達成できる確率がグンと上がりますね。

「守破離」においても、まずは真似ることからですよね。


「伸びる人」は、目標を達成すると決めている

伸びない人は、目標自体をすぐに変えてしまう。

伸びる人は、適切な目標を持ったら、後はそれを達成することだけを考えます。

伸びない人は、目標自体をすぐに変えてしまいます。

これは、前述の通り、伸びる人が、既に成果が出ている人の話を聞いて、適切に目標設定できていることも大きいです。

達成できる根拠のある目標の方が、道中信じて進むことができますよね。


「伸びる人」は、一気に始めない

「伸びない人」は、一気にやろうとしてすぐに挫折する

物事を継続することは、最初が一番難しいです。

伸びる人は、それをよく分かっているため、最初は挫折しないようにゆとりを持ってスタートします。

一方で、伸びない人は、そのときの勢いだけで一気にやろうとしてしまいます。
そして、数日経ちその勢いが衰えたときに挫折感を味わい止めてしまうのです。


「伸びる人」は、自己分析をしている

「伸びない人」は、情報に踊らされる

伸びる人は、自分が何をできていて、何ができていないかを理解しています。

自己分析ができていると、自分が目標達成のために何が必要か見えてきます。

伸びない人は、目先の情報に飛びついてしまいます。
そして、それが合わなかったら、すぐに次の情報に飛びつきます。
結果、自分が今本当にすべきではないやり方になってしまいます。


「伸びる人」は、学習を開始する前に何をするべきか明確にしている

「伸びない人」は、とりあえず目についたものから手をつける

伸びる人は、自分の苦手を認識し、それを改善していく方法を考えます。
苦手なものは基本的に取りかかるのに苦労することが多いです。
しかし、それをやることが目標達成に繋がると明確になっていれば、継続できる方法を考えるようになります。
すると、なるべく苦にならないように現実的なペースで心理的なハードルを下げつつ、習慣化することができるのです。

とりあえず、目についたものから手をつけるのは、若さやポテンシャルでカバーできるかもしれませんが、非効率になりがちです。


「伸びる人」は、優先順位を分かっている

「伸びない人」は、やりやすいことだけに手を付ける

伸びる人は、先程の自己分析の項目同様、苦手を分析し何をやることで最短で目標達成できるかを見極めています。
やりやすいことをやっているのは気持ちは楽ですが、その分伸びしろが少ないので成長速度が遅くなります。
優先順位を理解して取り組みましょう。


「伸びる人」は、日々淡々とこなす

「伸びない人」は、コロコロと考えを変える

伸びる人は、やると決めたことを淡々とこなしていきます。
これは、目標設定を適切に行い、そのための方法を考えた上で始めているからです。とりあえず目についたことから手をつけていると、その方法が正しいか確信が持てずに疑ってしまいやり方を変えてしまいます。


「伸びる人」は、小さな達成を大事にする

「伸びない人」は、いきなり大きなことを成そうとする

伸びる人は、日々の積み上げを大切にしています。
日々自分がどのような学習をしたか、記録につけたり、SNSなどに投稿しています。
そうした小さな達成感によって一日を気持ちよく終えることができ、明日まで積み上げようというモチベーションになります。


「伸びる人」は、目標を通過点と捉えている

「伸びない人」は、目の前のことだけに囚われる

伸びる人は、目標のその先を見ています。最初に描いた最終目的地にいる自分の姿に想像しているのです。

例えば、TOEICテストで730点を目指しているときはどうでしょう。
なぜあなたはTOEICスコアが必要ですか?
資格や検定などはそれそのものを目的にしている方は意外と少ないかもしれません。
「英語ができるようになりたい」
「この資格を取って、この仕事に就きたい」など、その先の目的がありますね。

伸びる人は、そうした先の目的を常に捉え、目標は通過点と考えています。
そうした意識を持つことで、一喜一憂せず落ち着いて継続ができるのです。


「伸びる人」は、抽象度を高くして考える

「伸びない人」は、目の前のことだけに囚われる

伸びる人は、抽象度を高くして考えることが多いです。
抽象度を高く考えると、質問の仕方も変わってきます。

例えば、ある生徒さんからこんな質問を受けました。
この生徒さんは、「伸びる人」でした。

〇〇問目の which is などが省略されている場合に、見抜くコツを教えてください!

こうした聞き方をすれば、これから先に似たようなケースに出くわした際も応用して考えることができますね。

伸びる人は、目の前のことだけでなく、今後その内容を応用して使えるように、という心構えを持っていきます。


「伸びる人」は、できたことと課題をあげる

「伸びない人」は、どちらかの感情に囚われる

伸びる人は、
例えば、テストが終わった後、
こんなことができた、ここができなかったのでこうやって改善したい
という風に、できたことと課題の両方を振り返ります。
ポジティブ過ぎるのも、ネガティブなのも成長を妨げるんですね。

できたことを確認し、自分を褒めてあげつつ、
次に向けて課題も見つけるのが成長する上で大切な姿勢です。


「伸びる人」は、一冊の教材をやり切る

「伸びない人」は、色々な教材に手を付けては、やめてを繰り返す

伸びる人は、計画をきちんと立てているので、一冊の教材を信じてやる切ることができます。
伸びない人は、色々な情報に踊らされ、教材を積み重ねることになります。


「伸びる人」は、スキマ時間を上手に使っている

「伸びない人」は、どこかでまとめてやろうとする

伸びる人は、やるべきことを細かく分けていて、ちょっとしたスキマ時間でもこなせるようにしています。
ランチの待ち時間、電車の待ち時間、移動時間といったスキマ時間を有効活用することで、一日の時間を上手に使っています。
そうすることで、帰宅したときにタスクの多くは片付いていて、残りをこなすだけという状況を作れます。
「家に帰ってからまとめてやる」よりも継続しやすいのは当然ですね。


「伸びる人」は、単語・リスニング・リーディングをバランスよく学習している

「伸びない人」は、偏った学習をしている

英語学習では、繰り返しの学習が重要です。
単語においては、多くの単語にテンポよく繰り返して触れること、
リスニングでは、一つの音声に対して、解く・ディクテーション・シャドーイングをすること、
リーディングでは、一つの文書に対して、解く・時間をかけて解き直すこと、と繰り返しの学習を行います。
こうした繰り返しはまとめてやるのではなく、日々少しずつやるのが適しています。そうすることで長期的に記憶に定着させることができます。


「伸びる人」は、「できるようになる」と信じている

「伸びない人」は、どこかで「自分ができるようになるわけがない」と思っている

「最後に精神論か…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれはとても重要です。

というのも、例えば、英語学習の場合、「自分が英語をできるようになるわけがない」という想いがどこかにあるものです。

これは当然のことです。

子供の時から大なり小なり英語には触れてきたはずです。

それでも現状英語を話せないから、学習をしていますよね。

こうした無意識の「できるわけない」が成長にストップをかけてしまいます。

子供の時から英語に触れることが多く、不思議と抵抗感はなかった。

という方が伸びやすいのはそのためです。

伸びる人は、意識的に「できるようになった自分の姿」を想像し、「できるわけない」を退治しているのです。


おわりに

ここまで私が英語に携わってきた中で見えてきた「伸びる人」と「伸びない人」の傾向について、お話ししてきました。

「自分は伸びない人のやり方をしているな」と思い当たる項目があった方は、それを「伸びる人」のやり方に変えてみることで成果が出やすくなると思います。

また、自分が意識せずとも「伸びる人」のやり方をしてきたという方は、自信をもって自分のやり方を続けて下さい。

「伸びる人」のやり方を実践していけば、かかる時間は違えど目標達成することができます。

あなたが、本記事のやり方で目標達成できることを願っています。


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