伊藤羊一さん著『0秒で動け』『1分で話せ』を読んで学んだこと【若手向け】読了時間:3分
昨年末あたりに伊藤羊一さんの著作『0秒で動け』と『1分で話せ』を読んだので、本日はこの2冊から学んだことをご紹介します。
とくに『1分で話せ』の内容は若手ビジネスマンはすぐに実践に移せる内容なので、是非参考にしてください。
伊藤羊一さんは東大卒でヤフー株式会社に勤めていらっしゃいます。
まず、『0秒で動け』から学んだのは、とりあえず新しいものに、「すげー!!」と言ってみることです。
「すげー!!」と言っていると新しいものに好奇心を持ちます。好奇心を持つことで、新しいものを知ろうとか、取り入れてみようと思うようになります。
さらに、「すげー!!」と言っていると、他の新しいもの好きな人から「もっと凄いものあるよ!」と教えてもらえたりします。
つまり、「すげー!!」ということで、興味を持ち、学ぶことができ且つ、他の新しいものを誰かから教えてもらえるようになる好循環を作り出せるわけです。
『1分で話せ』では、根拠のピラミッドを学びました。
根拠のピラミッドとは、意見や結論を述べる時に、まず結論を述べ、その後3つくらいの根拠を述べます。さらに、余裕があれば事実や例示などで補足する話し方です。
ここでの、ポイントはそれぞれの根拠の粒感をそろえることです。
一つ一つの根拠のサイズ感が違うと、全体の統一感がなくなり、論拠が弱くなります。
よく例示を根拠の一つとして説明する人がいますが、そういった方はおそらく根拠同士のサイズ感がバラバラになっているでしょう。
コツとしては、付箋などに要素を書き出し、根拠に値するのか、例示や事実なのかを区別しておくと良いでしょう。
この根拠のピラミッドを使っての説明は、自分から意見を言うときだけでなく、質問をされたときにも使えます。
若手の方は、上司や先輩に聞かれることが多いでしょうから、回答する際にこの方法を使うのをお勧めします。
というのも、この方法は使いやすいですし、わりとどのようなシチュエーションにも当てはめやすいです。
まず、結論を述べる点もGoodです。
質問をされて、言い訳や細かい具体例から話す人がいますが、最悪です。
「質問に対する答え」が必ず最初に来るべきです。
自覚のある方は直していきましょう。
かくいう私も日々根拠のピラミッドを意識して改善をしています。
今回ご紹介した以外にも実践に落とし込めるさまざまな考え方やテクニックが記載されているので、興味があれば是非読んでみてください。
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