オンラインランチ”人狼”会の効果はすごい!!【遊びと幸福とコミュニケーション】
昨日の投稿でお伝えした遊びに関しての投稿です。
昨今のテレワーク化の流れで、社員同士のコミュニケーション不足を懸念している企業が多く出てきているようです。
zoomや teamsなどのおかげで、業務は意外と滞りないという声がある反面、日常の会話、業務と直接関係ない雑談はかなり減っていると思います。
実は、雑談の力は凄まじく職場の人間関係は雑談によって、決まると言っても過言ではありません。
社員同士の雑談の多い企業ほど、成果が出ていると言われているほどです。
ここでいう雑談とは、下世話な話ではなく、お互いに信頼を築けるコミュニケーションになります。
セルフディスクロージャーを行い、コミュニケーションを取ると良いでしょう。
さて、そのようなコミュニケーション不足を補うべくオンラインランチ会を職場で行う会社も出てきているようです。
意図的に、社員同士の雑談の場を持つわけですね。
これはとてもいい施策だと感じています。
部署が違うなどで業務で直接関わりのない同僚と話す機会というのは、テレワークだと皆無です。
ここでのポイントはとにかく仕事の話はせずに雑談に徹することでしょう。
ただのオンラインランチ会だけでも、コミュニケーション不足を補うにはかなり効果的だと思いますが、私はここにもう一つ”遊び”の要素を加えることをオススメします。
私の職場では、昨年から人狼ブームが起きています。元々は社員研修で大勢が集まった際に、人狼のカードゲームを持ってきた方がいて、みんなで行ったことが始まりでした。
それがきっかけとなり、毎週金曜日でオフィス間をteamsで繋いで、ランチ人狼をやることが1年近く続き、習慣化していました。
コロナウィルスの影響でテレワークが始まるまでは、単に毎週の楽しみと思っていましたが、テレワークが始まり、その効果の大きさに驚いています。
まず、業務においても、コミュニケーションを取ることのハードルが下がります。
teamsやzoomなどでビデオ通話することが億劫になることはありませんか?メールで済ませてしまおうと思うことはありませんか?
これはやはり心理的な距離が遠いことによる感情です。
定期的に会話をし、一緒に遊ぶことで心理的な距離が格段に近くなります。
さらに、実際に対面で会った時に、リアルで会う期間が空いていてもギャップを感じにくいです。また、遊びの話題で会話も盛り上がります。
そして、人狼特有のメリットとして、キャラクター名やニックネームで登録してプレイできるので、会話が弾み、軽いノリで話やすいです♪
これは、ただのランチ会ではできないことですね。キャラクターとして、お互い会話することで発言のハードルも下がりますし、変な忖度が起きにくくなります
ちなみに、人狼って何?という方は下のリンク先を見てみてください。私たちは人狼ジャッジメントの友達対戦を使っています。
実は、コミュニケーションだけでなく、様々な観点からとても有用です。
スチュアートブラウン博士の調査によると、「遊びは脳の柔軟性と順応性を高め、創造的にしてくれます」
また、遊びと幸福度には密接な関係があるそうです。鈴木裕さん著『最高の体調』では、心理学者のレオ・プロワイエ博士が4100人に行ったインタビューの結果、「人間の遊び心は幸福度と高い相関がある」という結論が出たことが紹介されています。
本書では、他者と「同期行動」をすることで絆が深まることも述べられています。
他人と同じような行動をすることで、集団の結束を高めることができるそうです。
人狼では、市民陣営や人狼陣営とチームが分かれますからここでチーム間の連帯感も生まれます。毎度ランダムにチーム分けされるので、必然全員とチームを組むことを経験できるわけです。
(人狼の場合は本当に味方なのかは分かりませんが)
こうした同期行動により、漠然とオンラインランチ会をするよりもコミュニケーション効果は高まります。
人狼に限らず、様々なオンラインでの遊びがありますので、是非ランチタイムにやってみることをオススメします!
最後に雑談関連のおすすめ書籍を3冊ご紹介します。
いずれも内容が分かりやすく、1日1回は職場の方と雑談をすることや、ぱ行のオノマトペを使うなど、実戦に落とし込みやすいです。
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