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『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』を読んで感じたこと
本書を昨年読み、印象に残っていたので紹介したいと思います。
いまや、私たちの生活のインフラとなっているGAFAですが、これら四騎士がこれほどまでに巨大化する道中も今も、ペテン師まがいのことを数多くしていると本書は主張します。
例えば、Amazonがほとんど法人税を払っていない(ウォルマートの100分の1にも及びません)ことや、Facebookが世界最大手の広告企業にも関わらず自らをメディア企業と見做さずその責任を放棄していることなどが挙げられます。
FacebookやGoogleが他の業務に情報を提供しないとしていたプライバシーポリシーをひっそりと変更していることも例示されています。
さらに、四騎士は巨大化していく中で大変うまくライバル企業の目を欺き利用しています。
ブランド企業はFacebookのコミュニティに資金を投入して、あとになってそれが自分たちのものではないと気づく。販売者は新たな顧客を多数獲得できると信じてAmazonに加わるが、あとになってAmazon自体と競争していることに気づく。ゼロックスでさえ、スティーブ・ジョブズに同社の技術を教えるだけで、Appleという世界最先端のテック企業の儲けの分け前(10万株)にあずかれると考えた。これらの傷は自業自得と言える。
また、四騎士がここまで成功した理由について、本書の解説はとても興味深いものです。
四騎士は神、愛情、セックス、消費の具現者
とし、彼らが私たちの脳・心・性器を標的にしていると言います。
体ー脳と心と性器ーとビジネスの関係を知ることは、四騎士の破格の成功を理解する上で非常に有効だ。
① Google
Googleは私たちの脳に訴えかける。Googleは私たちの脳に話しかけ、それを補足し、私たちの長期記憶をほば無限レベルにしてくれるだけでなく、私たちの脳の複雑で無二の検索エンジンの代わりをしてくれる。Googleは私たちに最高の回答を、これまでのどの組織よりもすばやく安く与えてくれる。脳はGoogleを愛さずにはいられない。Googleは私たちにとってまるで神である。
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