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スピッツ 「ロビンソン」
こんばんは。
(おはようございます)
木曜日は音楽の時間です。
(明けて金曜日の朝4時、生活どうなってんねん)
音楽の話、といいつつ、
ミュージシャンでもないのにどう書こうかと考えて。
僕が音楽を好きになった時から順に
今でも聴いている音楽をご紹介。(時系列は若干前後します)
記念すべき1曲目は
スピッツの名曲「ロビンソン」
この曲が出た歳が1995年ですから
当時僕は9歳。
家族との買い物やドライブでの車の中
ラジオからかかってくる曲で、
「いい曲だな…」と初めてはっきり認識した曲である。
(この時、B'zの「ねがい」もかかってて、この2曲は印象深い)
まさに「音楽に興味を持った」初めての曲。
美しいイントロのギター
9歳の僕には大人びた歌詞。
切ない(その時は切ないなんて感情は認識してないから)不思議な雰囲気。
なんとなく「魔法」みたいな歌だなと思った。
そして、僕は親に
「ラジカセがほしい」と申し出るのである。
(お、なんかいい話っぽいな)
そこから、僕の音楽ライフが始まった。
スピッツをそこからずっと追い続けた訳では無いが、
楽器をやるようになってからも
スピッツの曲をコピーしたり、
好きな女の子から来るメールの着信音を
スピッツにしたり(赤裸々)
社会人になってから、辛い時にふと
スピッツ特集をテレビで見て
号泣したりしていた(もっと赤裸々)
そのくらい、スピッツの音楽は当たり前に隣りにいて。
一昨年
「死ぬまでにやりたいこと」を考えてさ。
一番最初に思いついたのが「スピッツを生で観たい」だった。
そこで僕はスピッツのファンクラブに入り、
初めてスピッツを生で見て。
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ステージの上には
ニコニコしたおじさんが4人並んでて
ぼそぼそっとMCでいちゃいちゃしてて
「売れなくなったらロビンソンとチェリーだけでお金稼ごうかな(笑)」
とか言ってて
あ。これが「尊い」って感情かと思った。
「ロビンソン」は聞けなかったんだけど、
「チェリー」を歌ってくれて。
「チェリー」を演奏し終わった時に
僕の後ろのお客さんが、
「生きててよかった・・・」
って言ったの。
わかる、わかるよ。
きっとその人の人生の隣にも
当たり前のようにスピッツの音楽があって
僕と同じように今日初めてスピッツを見に来たんだと思う。
もちろんこの会場にいる人達みんなの隣にも。
いつまで経っても衰えない草野マサムネの歌声と
それを確かな演奏でニコニコ支えるメンバー達。
今聞いたって
古くならないし、美しいまま。
ほんとに「魔法」みたいな曲だよ。
また、明日ね。