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2/18 「にん」

基本的に面白くない人間なんていないと思っていて。

そりゃ犯罪とかそれに準ずるものなんて
言語道断だけど。

お前おもんないよな、とか
そういった言葉は

こっちがその人を諦めてしまっているから出る言葉であって。

別々の人生を生きている限り
面白くないなんてことがあるわけないんだよ。

合わない、はあったとしてもね。
それは価値観の問題だから仕方ない。

人と話すのは、
自分の知らない世界を知れるから楽しい。

知ってる世界でも、
見てる角度は違うから楽しい。

中身のない話でも、
あー!今日はくだらなかったなー、こんなくだらない事ってあるかねえって楽しい。

人間味がある、というのは
とても面白い。

何かの受け売りや
真似事で自分を固めないで、

その人の生きてきた背景や、
培ってきた考え、それらを

捻くれたり、拗らせたり、
伸ばしたり、こねたり、ねじったりしながらその人が出来ていく。

人と話すというのは
そんな作品と触れ合うような。

新しい発見があって、楽しいのだ。

決して、人類皆兄弟みたいな
そんなことを思えるような人間ではないが。
むしろそんな感じはちょっとしんどいと思ってしまう方だが。

それでも、くだらない夜を過ごすというのは
とても大事で必要な事だと思うな。

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