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5/5 ソロキャンプってどうなの

ソロキャンプに興味を示している。

興味を示しているというか、キャンプやってる友達に2度ほど
デイキャンプに連れて行ってもらって、楽しかったので
テントや焚き火台など、ある程度必要なものは買って揃えているところまで来ている。

あとは、一人で行ってみる、それだけの状態。

一人で湖の畔にテントを張って、
椅子に座って焚き火して、
ちょっとしたものを焼いて食べたり
コーヒーを沸かしたり

夜はランプを灯しながら
読書にふけってみたり、自然の音を聞いたり、

ああ、癒やされる…いいねえ。
一人の時間、贅沢。日常としばしのお別れ。。。

ってとこまでイメージできてるんだけど。


ふと気づいてしまったことがある


あれ?このソロキャンプってのは
日々忙しくしていたり、中々一人になる時間がない人が

自然の中、自由を満喫して
贅沢な時間の使い方をする

ということにすごく価値があるものなんじゃないか。

普段から一人で時間を使っている僕みたいな人間にとっては
そこまで特別なものではないのではないか。
家でゆったり過ごしてるのと何が違うんだ。

むしろ、みんなでキャンプ行ったほうが、僕にとっては
非日常なのではないか。

僕にとってソロキャンプって意味あんのか?
もともと僕自体がソロなんだから。

あれ

これ

テント買う意味あったか????
寝袋、マット、焚き火台、バーナー、斧
買う意味あったか???

斧?

斧いる????

斧って何????


「いらっしゃいませー、何かお探しですかー?」

「あのー、いい感じの斧探してまして・・・」

「このへんとかどうですかね」

「あ、ええですね。じゃあこの斧にします」

斧いる?????


「あなたが探しているのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか」

「いや、キャンプで薪割るための普通の斧です」

「あなたは正直者ですね、5800円です」

「PayPay使えますか」

「使えます、ありがとうございました」


斧いる???????


ああ、勢いでキャンプ用品揃えてしまった。
俺は今、斧を持っている。

修学旅行のときに、男子が調子乗って
その後二度と使わないであろう木刀やヌンチャクを買ったように


俺は

俺は今

斧を持っている



斧を持っているからには、
冒険に出なければいけない。

斧を持っているから。


来週ちょうど、連休がある。
俺は、斧を持って出かける。
ソロキャンプのために。

自分に必要かすらわからなくなってしまった。
ソロキャンプのために。


俺には斧がある。
他に何もいらない。


なあ、斧もってる系男子ってかっこいいだろ。
なあ!かっこいいって言ってくれよ!ねえ!ねえってば!


山賊王に、俺はなる!

(キャンプどこいったんや)


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