見出し画像

英検1級二次試験を受験した感想と反省

昨日、英検1級の二次試験を受験してきました。

⓪ アイスブレイク
普段の仕事の話、週末何をしているか、など他愛もない話を1分ほど。
① スピーチ
5つのトピックから選んで2分のスピーチをするものです。私が選んだのは、「デジタル世代のコミュニケーションは表面的(superficial)になりがちか否か」です。
恐らく、yesの方が答えやすいはずです。しかし、実際に生徒や学生と接してきている経験から、そうではないと感じる場面の方が多いので、Noのスタンスで行きました。
●文化祭や授業、特に討論やディベートの時間など、積極的に直接的にコミュニケーションを取る場面は多く、かつそれらの機会では対面でのコミュニケーションを能動的に行っている
●友達同士会えないことで寂しさから調子を崩すような場合がある

という内容を話しました。二つ目はすっと思いつかず、面接官の方に「thats it? (後少し時間あるから言ったら?)」という感じで声をかけられたので捻り出しました。

②質疑応答
●大学で取り組んでいることについてもう少し詳しく教えて

●AIを恐れる人もいるがあなたはどう思うか
AI関連の質問は準備していました。業務を効率化するためにとても役に立つので、恐れなくていい、という回答。例えば、教員であれば教材を使っている間にAIにエッセイの評価をさせたりといったこともできるので労働時間を短くできる。

●デジタル世代のコミュニケーションはどんな風に変化しているか
内容によりスタイルを変える傾向がある。例えば、入社前の大学4年生はソーシャルメディアで基本的な情報を取り合うが、実際に会って話すこともありうる。

●図書館は必要か
データではなくて本物の本を読むことができる図書館は必要。本であれば知識の定着をしやすく、たとえば実際に本をめくったり、触ることでどこに何が書かれているかなど思い出すことができる。

途中で気づいたのですが、面接官の方が私が大学で教員をしていると聞いて、教育関係の質問を続けてくれたように感じました。思い込みかもしれません。
また、終始コミュニケーションを取りやすいように面接官が和やかに話してくれたおかげで緊張しながらも安心して話せました。ラポールを築きながら会話できたように感じました。

一方で、もっとわかりやすく説明できたなと感じる部分がありました。事前にAIに関するスピーチ練習をしていたので頭や使いやすいボキャブラリーなどがそちらに寄っていて異なったトピックに関する具体的なエピソードや言葉がスムーズに出にくいと感じる場面がありました。

図書館の話の例として具体例として本を挙げたなら、例えばスウェーデンで教科書が電子教科書から本の教科書に変更された話しなどに繋げたら良かった、などと感じますが緊張した状況では限界がありました。
感覚としては、7割程度の評価で合格したのではないかと思います。勿論、不合格の可能性もあると思います。できたと思っていた一次試験も合格ぎりぎりのスコアでしたので。
以上が面接で感じた所見です。9日後に結果がわかると思いますので、この感想と実際のスコアがどの程度合っているのか、また紹介したいと思います。
#英検1級

いいなと思ったら応援しよう!