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全員野球の配合成分
こんにちは!今日は化粧品の成分についてお話しします。成分表を見て「なんか難しそう」「これ、何の役に立つの?」と思ったことはありませんか?でも、実は化粧品の成分は、それぞれがしっかり役割を持った“チームメイト”のようなもの。例えば、保湿を担当する選手、肌を守る守備的な選手、つるんとした仕上がりを作る演出家タイプなど、個性豊かな成分が揃っています。今回はその中から、主要なポジションと役割をざっくりご紹介します!ざっくりね!
主役:基材(ベース成分)
まずは「化粧品の土台」となる成分たち。これがなければ他の成分も活躍できません。
水:ほとんどの化粧品のベースは水。いわば“飲み物”みたいな存在。お肌に水分を与え、他の成分をスムーズに届ける役割を果たします。
オイル:乳液やクリームには必ず登場。肌をなめらかにし、水分を逃がさないようにする“フタ”の役目をします。例えるなら、雨の日に傘をさしてくれる存在ですね。
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サポーター:保湿成分
乾燥肌さんにとって救世主なのが保湿成分。これらは肌の潤いをキープするために働きます。
ヒアルロン酸:水分をガッチリ抱え込む保湿王者。1gで6リットルの水を保持すると言われています。「肌の水筒」とでも呼びたくなる存在!
グリセリン:ドラッグストアコスメから高級ブランドまで幅広く活躍。地味だけど頼りになる、いわば“縁の下の力持ち”です。
美容のスター選手:機能性成分
化粧品に付加価値を与える“スター選手”たちです。
ビタミンC誘導体:美白ケアのスーパースター。紫外線を浴びた肌に働きかけて透明感をサポートします。まるで夏の疲れを癒す冷たいドリンクのよう!
レチノール:エイジングケアの頼れる先輩。肌のターンオーバーを促し、ハリと弾力をサポートします。ただし刺激が強めなので、最初は週1回から使うのがおすすめ。
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守りの要:防腐剤と抗酸化成分
化粧品を安全に長持ちさせるために欠かせないのが、防腐剤や抗酸化成分です。
パラベン:防腐剤の代表選手。近頃はすっかり悪者扱いになっていますが、実はとても優秀で安全性も高い成分。
トコフェロール(ビタミンE):抗酸化成分の一種で、化粧品の劣化を防ぎつつ肌にも良い影響を与えるまるで“二刀流”プレイヤーです。
演出家:感触改良剤
化粧品を使ったときの「つるんと感」や「しっとり感」を演出するのが感触改良剤。
ジメチコン:シリコン系成分で、肌に滑らかさをプラス。いわば「スキンケア界のワックス」。ベタつかない仕上がりが好きな人にはたまりません!
ステアリン酸:クリームを柔らかくしたり、伸びを良くしたりする成分。触り心地を快適にしてくれる隠れた立役者です。
おしゃれ担当:香料と色素
香りや見た目の美しさを演出するのも、化粧品の重要な役割です。
香料:花のような香りを足したり、逆に成分の匂いを消したりと大活躍。ただし、香りに敏感な方は要注意。自分のシャンプーの香りで辛くなる人もいるのです。
色素:化粧品のカラーを決める役割。「透明な美容液より、ほんのりピンクの方がテンション上がる!」。そして「なんか効きそう」という心理に応えてくれる成分です。
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化粧品の成分は、それぞれが役割を持った“チーム”のようなもの。ベース、保湿、機能性、防腐、感触改良、演出と、みんなで力を合わせて化粧品を作り上げています。最初は難しく感じるかもしれませんが、「この成分、こんな役割なんだ」と知るだけでスキンケアの楽しさが広がります。
では、また次回!
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