リアルストーリ：高額販売・・肌荒れ難民の肌と財布をこれ以上苦しめないで！

こないだお仕事で出会った素敵な20代（たぶん）女性が、「はじめさん、ちょっと相談したいことが…」と少し躊躇しながらマスクを外しました。その瞬間、私の心に鳴り響いたのは「SOSの大合唱」。口元は赤みを帯び、顎にはニキビが点々、肌全体もボコボコしていて辛そう…。話を聞くと、仕事が忙しく、ここ数ヶ月肌が絶不調。皮膚科に行ったものの、美容皮膚科でヒト幹細胞培養液配合の美容液（お値段なんと2万円！）を勧められ、全然良くならないからさらにネットで見つけたレチノール美容液にも手を出したけど、全然良くならないとのこと。美容皮膚科、ちゃんと治療をしてくれぇぇ〜〜！

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肌荒れしている時の「やりがちNGループ」

肌荒れがひどくなると、「何か効くものを！」と、あれこれ手を出したくなる気持ち、すっごく分かります。でも、これが危険なんです。肌荒れ状態の肌は、いわば怪我している状態。そこに刺激の強いものを重ねて塗ると、さらにダメージを与えてしまうだけ。

今回の彼女の場合も、肌が弱っているのにヒト幹細胞培養液やレチノールといった「攻めのスキンケア」に手を出してしまったのが原因の一つかもしれません。それよりも、まずは肌を落ち着かせることが最優先。刺激の少ないシンプルなケアに切り替える必要があります。

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美容皮膚科の落とし穴に注意！

もちろん、美容皮膚科が悪いわけではありません。ヒト幹細胞系の美容液も素晴らしい製品もたくさんあります。でも、不安を煽って高額な化粧品を売りつける病院があるのも事実。「2万円の美容液を使えば肌が改善する」という言葉を信じたくなる気持ちもわかりますが、それで効果がなければ肌も財布も大ダメージ。「とりあえず高いものなら効く」なんてことはありません！

町の皮膚科でも、美容皮膚科も兼ねているところがありますが、そういうところでも「まず薬」ではなく「まず高額化粧品」を勧められたら、一旦疑ってみてください。必要なのは、肌の状態に合った適切なアプローチです。

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とにかく「刺激ゼロ」を目指して！

肌荒れがひどい時の鉄則は、とにかく刺激を与えないこと。おすすめは、ドラッグストアで買えるシンプルなスキンケアアイテムでも十分です。

具体的には：

・敏感肌用の低刺激なクレンジング（手早く馴染ませて流して！）と洗顔料
・保湿効果の高い、しみない化粧水とシンプルな乳液かクリーム

さらに、肌あれがきつい時は、身体も悲鳴をあげていることも多く、栄養補給もひとつの手。チョコラBB！肌の赤みや吹き出物に悩んだら、ビタミンB群を補うのが効果的。手軽に飲める上、身体も肌トラブルもサポートしてくれるので最強の味方です。

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赤みが消えたらスタートライン！

肌の赤みがある状態は、体が「今、大変だからそっとしておいて！」とサインを出しているようなもの。この赤みが落ち着かない限り、どんなに高額なスキンケアを使っても効果が出にくいんです。だからこそ、まずは赤みを落ち着かせることに全力を注いでください。

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不安を煽られたら立ち止まって！

肌荒れしていると、自分の肌に自信が持てなくなって、不安でいっぱいになりますよね。でも、その不安を利用して「これさえ買えば治ります！」なんて言われたら、ちょっと立ち止まってください。あなたの肌はそんなにすぐ回復しないし、それでも頑張って治そうとしているんです！

シンプルなケア、そしてたっぷりの睡眠とビタミン補給。それだけでも、肌は少しずつ元気を取り戻します。自分の肌と財布を守るために、まずは焦らず基本に立ち返ってみてくださいね！