ちょっとは父親らしいこと、できたなか?
普段は「役に立たない父親」だと感じることが多いですが、少しはこどもたちの役に立てたかな?とおもった瞬間があったので、忘れないうちに書いておこうと思います。
ベビーカーのダンボールから始まったお家
子どもたちが歩けるようになってから、ベビーカーが入っていた丈夫なダンボールを利用して小さなお家を作りました。
当初は暫定的な遊び場のつもりでしたが、思った以上に子どもたちはこの「お家」を気に入り、よく中で遊んでくれました。
ある日、上の子が突然いなくなって家中を探し回り、焦ったこともありました。結局、その小さな家の中でこっそりリンゴをまるかじりしていて大笑いしたのを今でも覚えています。
新しい2階建てのお家を作る挑戦
しかし、子どもたちが成長するにつれて、そのダンボールのお家も次第に崩れてしまい、最後には上に乗っかって遊ぶしまつ…
子どもたちが「新しいお家が欲しい」「2階建てがいい」とリクエストしてきました。
ここは私の出番だ!ということで、妻と相談して場所を決め、2階建てのおうちを作ることにしました。
木材の調達とお家の組み立て
子どもたちが妻と実家に出かけている間に、ホームセンターで木材を購入し、車に木材を積み込み家に戻りました。
家の中で木材を切ったり、ドリルでネジを締めたりしながら組み立てを進めました。作るのもさることながら、掃除も大変でしたが、妻が子どもたちを実家でお風呂に入れてくれ、後は寝るだけにして帰ってきてくれたおかげで、その日のうちになんとかお家を完成させることができました。
今まで職場で色々なものを作ってきましたが、階段の構造は難しく、まずは自宅で挑戦することに。少し斜めになっている箇所もありますが、子どもたちはあまり気にしておらず、ホッとしています。
その後、照明を取り付けたり、収納用の棚を用意したりして、子どもたちが使いやすい環境を整えました。
2階には大人が入るスペースはあまりないので、窓を開けたり、机を入れたりして、子どもたちが工作などを楽しめる環境を作りました。狭いながらも、子どもたちが楽しく遊べる空間ができたのは良かったと感じています。
いずれは成長とともに、このお家も使わなくなるでしょう。その時は、勉強机や自分だけの空間を作ってあげる日が来るのかな…なんて思っています。
手作りの家が残すもの
今回、ただ市販品を買うのではなく、親が作ってあげたということが、子どもたちが願ったら思いがかなえられるんだ!という体験になればと思っています。
これからも、子どもたちの成長に寄り添いながら、父親として少しでも役に立てたらなと思っています。
ちなみに、子どもたちは2階にこもって、こども園の「野の花ホール」の上棟式でもらったおやつを、大人が入れないことをいいことに、こっそり食べています。
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