居場所づくりに関わって気づいた居場所の大切さ
投稿を見てくださりありがとうございます!
なっちゃんこと、なつこです!
半年間は現場で、その後の2年間は裏方から活動に参加していました。
(メール対応、助成金申請書類作成、報告書作成、SNSの更新などです☺️)
さて、はじまりの場所の主な活動は居場所づくりと学習支援です。
そのなかでも居場所づくりに重きをおいています。
正確なことは分かりませんが
居場所づくりを活動内容とする団体は世界中にたくさんあるのではないかと思います。
それではなぜ居場所づくりが行われるのでしょうか。
私なりの答えは
“自分の居場所はここだ”と自信を持って言える場所が一つでもあるだけで
いくらか心が軽くなるからです。
たとえば、心から楽しいと思える場所があるとします。
人はこうした場所に身を置くと、自然と笑顔になれるのではないかと思います。
そうしてこの経験を積み重ねることによって、
単に“楽しい”場所から、自分にとって“大切な”場所に変わっていくのではないかと考えています。
仮に、自分自身で「ここが私にとって大切な場所」と認識することができれば、
そこに身を置くだけで心を休ませることができるようになるのではないでしょうか。
つまり「ここに行けば安心できる」と思える場所があるだけで、
日常の様々なモチベーションにつなげられるのではないかと考えています。
では、実際に私たちの居場所づくり活動は
利用者の居場所をつくることができているのでしょうか。
団体では半年に一回、
利用していただいているお子さんの保護者の方を対象にアンケートをしています。
その回答のなかに、とても印象に残っているものがあります。
それは、
“親子共に「お守り」のように思っています”
というものです。
このほかにも、
いつも楽しみにしています、
居心地が良いと感じている、
といった回答もあります。
利用しているお子さんの保護者の方の目線からではありますが、
はじまりの場所が子どもたち、さらには保護者の方にとっての居場所となれているのだなと感じることができます。
こうした声を聞くたびに
私たちの活動を続けることには意味があるんだと実感できます。
また、このように意味があることだからこそ居場所づくりは大切なのだと思えるようになりました。
メール対応や書類作成といった裏方からの関わりがメインにはなっていますが、
現場から一歩引いた目線から活動を見ることができているからこそ
この活動の大切さに気付けたのではないかなと考えています。
この春、私は大学を卒業し、社会人になりましたが、
必要とされるうちは活動に参加し続けます。
この団体は私にとっても大切な存在なので、
今後もあたたかく見守っていただければと思います。