見出し画像

4周年をむかえて

4年前、「はじまりの場所」の活動ははじまりました。

事務局のなっちゃんこと、なつこです!
2021年8月より参加しています!(4年目突入🙌)


練馬区には不登校や貧困といった課題を抱える小中学生がたくさんいる。
少しでもこうした子どもたちの力になりたい。
少しでも自分たちの力で社会を良くしたい。


こうした経緯で
小中学生を対象に居場所づくりと学習支援をするはじまりの場所は立ち上がりました。

そして4年の月日を経て、3つの事業を行う団体となりました。
2023年には、高校生、大学生を対象に「やりたい!」を形にする超実践型プロジェクトであるPROJECT HAJIMARIを、
2024年には、地域の方との交流を目的に食卓を囲みながら特定のテーマについて語り合うKITCHEN HAJIMARIをはじめました。

▼ご参考までに
 PROJECT HAJIMARIとは
 KITCHEN HAJIMARIとは

これまでに関わったスタッフはおよそ80名、
居場所づくりに参加した子どもはのべ1,300名を超えます。

と、簡単に団体のこれまでを振り返ってみましたが、
ここからははじまりの場所スタッフのひとりとして感じた
【変化】について書きたいと思います。


さて、組織において「変わる」ことと「変わらない」ことのバランスは重要なのではないでしょうか。

この4年間で団体はさまざまに変わってきました。
いくつものイベントを主催し、新しい事業もはじめ、さらには地域のイベントへの出店や取材の依頼もいただくようになりました。
認知度があがっているらしい、という話も耳に入ってきます。

しかし、同時に「変わらない」ことも大切なのではないでしょうか。
というよりも、むしろ「変わらない」ことというのは思っている以上に簡単なことではないのではないしょうか。

もっとも長く行っている居場所づくりですが、4年間で300回開催してきました。
気が付いたのは、その300回の活動のなかで活動日当日になって
「スタッフがいないから活動ができない!」となったことが一度もない、ということです。

「明日のスタッフが足りていないので、来れる方はいませんか?」
「行くね~」
といった感じでお互いに助け合うことで
決められたことが当たり前に「変わらない」活動を続けられています。

保護者の方を対象に実施したアンケートの回答には、
「今のように、いつから行っても良いし、行っても行かなくてもよいというのは、とても助かります。」
とありました。
お子さんやその保護者の方の視点から見ると、いつ行っても「変わらない」場所があるということは、居場所づくり活動においてとても大切なことなのではないかと思います。

しかし、この実現の裏には【だれかが困っているときに助けてあげたい】という気持ちを持つスタッフの存在が必要となります。
自分が所属する団体の助けになりたい、という気持ちがあるスタッフがいるからこそ、「変わらない」活動ができています。

そして、4年の月日を経てもこれが当たり前に続いていることがこの団体の良さといえるのではないでしょうか。

これが、「変わらない」ということが思っている以上に簡単なことではないのかもしれないと感じた所以です。

もちろん、何も「変わらない」活動を続けていくわけにはいきません。
だからこそ、これまでもそうだったように「変わる」部分と「変わらない」部分のどちらも大切にしながら5年目も活動を続けていきます。

居場所づくりPROJECT HAJIMARIKITCHEN HAJIMARI
総勢46名を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

▲8/24(土)に開催した「夏のわくわく工作まつり」
▲2023年度の「PROJECT HAJIMARI 最終成果報告会」
(今年度は1/13(月・祝)に開催)
▲10/6(日)に開催した「第1回 KITCHEN HAJIMARI」
▲年に1回、OB・OGと集まります✨

いいなと思ったら応援しよう!