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屋久島での感性を開く旅

3月末に3度目の屋久島へ

これまで
1度目は大学2年生の時
2度目は3年前のコロナ前の時期
3度目が今回

今ふりかえると、人生のトランジション期や何かをはじめる前に屋久島に行ってたのかもしれないなぁと。

今年のはじめに去年の疲れやいろんなしんどいことが重なりエネルギーが枯渇していた1月。

何かをしようというエネルギーが湧かず、簡単にいうとHPやMPが3くらいなっていた時期(笑)

こういう時はドラクエだと宿屋に行ってゆっくり休むと全回復するんだけど、、良い宿で寝ても薬草を使っても、「うーむ、回復しない」。。

心に強い衝撃を複数受けると、人って簡単にメンタル落ちるんだなぁと改めて実感しました(苦笑)。

初めての経験だったから、対処法もわからず、いろんな人に支えてもらって何とか2ヶ月過ごしました。支えてくださったみなさま、本当ありがとうございます。。

3月にピンときて
「そうだ、屋久島へ行こう」と。

3年前にお世話になったキャンプ仲間であり講師の友人に連絡し、
「屋久島に行くんで、会えませんか?」と押しかけるように屋久島へ(笑)

新緑がきれいな安房川

屋久島に到着してから、ゲストハウスに滞在させてもらいました。

コワーキングスペースで仕事をしながら、
他の宿泊者の方と毎日食事を一緒に食べお酒を飲んだり。

近くでとれたタンカンを絞って作ったジュースを飲んだり、
山菜をとってきて炒めて食べさせてもらったり。

とれたてのじゃがいもを使って料理をふるまってもらったり。
自然に根ざした暮らしの素晴らしさを感じながら生活していました。

焚き火をしながら夜な夜な人生観を語り合う

また、宿から一歩外に出ると大自然の風景が広がっているのです。

安房川で透き通る川をみながらSUPをしたり、
ヤクザルやヤクシカが親子で散歩しているのをニヤニヤしながら見たり。

白谷雲水峡の太鼓岩までトレッキングをし、ヤマザクラの綺麗な景色を見たりしながら身体を動かして過ごしていました。

太鼓岩からのきれいなヤマザクラ

そんな生活を続けて1週間、朝目覚めてカーテンを開け、鳥のさえずりを聞きながらのびをして深呼吸をすると、「あれ、エネルギーが戻っているかも!」という感覚に。

1月には絶望感を感じ、何をやろうとしてもやる気が起きなかったのがウソのように、次はあんなことをやってみたい!という気持ちがむくむくと湧いてきたのです。

思わず近くにあったノートにメモを取り、殴り書きで書いたのは
「人は自然を感じ、遊び尽くすだけで素の自分に戻っていく」という言葉。

もしかしてこの2ヶ月で感じる力がめっちゃ弱っていたのかもしれない。
自然の中で身体を動かして感性を開くと、元の自然体な自分に戻っていく。
改めて実感として得られた学びの旅でした。

こんな新緑の中でSUPができる幸せ

実は去年同じような体験がありました。

忙しくてやりたいことやっているはずなのに、なんか違うんだよなぁという違和感があったり、満足感が下がっている状態が続いていたんですね。

おそらく頭を使いすぎてしまっていて、感情とか感じる力が失われてきている状態だったのかなと思います。

その時に自然の中で身体を動かしていたら感覚や感性が開かれて、またやりたいことへのエネルギーが湧いてきていたのかもしれません。

またエネルギーはもともとあったんだけど、感じる力が弱まって感じられていなかったんだということも分かったのかも。

定期的に自然の中に行き、余白の時間をとって感性を開く
これが自分のwell-beingを高めていく上で必要なことなんだなと感じています。

心地よさや楽しいを引き出してくれる大自然

よく心理学でも心と身体はつながっている言われています。
身体を動かしている自分はドヨーンとしている空気感や表情ではなく、5感に意識を向け心地よさを味わっていたり、笑顔で大胆に手や足を動かしていた気がします。

心地よく少し興奮した感覚から、「楽しい、嬉しい、スッキリする」こんな状態の気持ちを作りだしていたのかもしれません。

自然を感じて心地よさが生み出され、身体を動かし楽しさを感じ、エネルギーに満ちていく。こんな循環が作り出されていたのではないかと思います。

自然からたくさんのギフトをもらい学ばせてもらった旅。

自分のこの体験からも、感性を開き、素の自分で社会とつながりなおす場を作りたいと改めて「よし、やるぞ」という気持ちになった素敵な時間でした。

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