無理に見ようとしない先に見えるもの
また視力ネタです。過去の記事では、視力回復にはなるべくメガネやコンタクトをしない「裸眼」でいる状態が重要だと書きました。
裸眼でいることで視力の自然治癒力を高める…という話です。私も自分でつらつらと書いておきながら恐縮なんですが、
実際、近視(0.1〜0.1以下)の人が裸眼で過ごすのは相当キツいです。
最近書いた視力回復ネタのまとめです。
○少食 ○裸眼 ○血流
と最近色々書きましたが、私個人は裸眼が一番ハードルが高かったです💦
自宅ならまだいいんですが、それでもテレビがぼやけて内容が入ってこない、家族の表情も読み取りにくく、床にほこりや髪の毛が落ちてても見えないなど、もう思考停止になっちゃいました(+_+)
一番困ったのが仕事です。果敢に裸眼チャレンジしてみるものの、慣れている業務でも作業スピードが落ちます💧視界には入っていても、ぼやけているせいか注意散漫になったりもします。
でも裸眼でいられるかどうかは、その人の元々の性格的な部分も大きいような気もします。特に私は神経質で、はっきり見えないと落ち着かない性格なのです。だから時々目を細めるあまり、にらみつけるような表情になったりするんですね。
身も蓋もない言い方ですが、これを解消するには「裸眼を継続して慣れる」しかないと私は思います。他に何かいい方法がないか調べてはいるんですが…。
やはり良い意味で大ざっぱだったり、物事に執着しないタイプの人の方が裸眼になじみやすいと思います。
裸眼について印象に残っていることがあります。
以前勤めていた職場で仲の良い先輩がいたのですが、その人は社内の健康診断で、視力検査は毎年のように両目0.1でした。
でもその先輩は仕事中、休憩中は必ず裸眼です。と言うよりメガネをかけているのは通勤のバイク運転中だけだそうです。(私が裸眼についてしつこく質問するので、その先輩は笑いながらも不思議がっていました)
当時の私も先輩と同じく裸眼で両目0.1だったんですね。
でもその先輩は「大体見えるから仕事中でも問題ないよ」と言うのです。
私は当時メガネをしてないとほとんどぼやけて仕事どころではありません。
その先輩は仕事ができるから、と言うのも確かにあると思います。でもそれでも私より明らかに遠くからでも物が見えてます。私は裸眼だと目一杯スマホを顔に近づけないと見えないのに、その先輩はスマホから顔が結構離れてるんです。
同じ視力のはずなのにおかしい…。私は納得できなくて「視力検査が間違ってたんじゃないですか?」とたまに先輩に聞きました。
すると先輩は何度も同じ答えを言います。
「視力検査表は0.1しか見えないけど、それ以外のものは困らない程度に見えるから」
どういうことなのか意味がわからず、もうその先輩が特殊なんだと思ってました(笑)が、他にも「視力が悪いのにメガネやコンタクトをしてない人」と知り合う機会があり、やはり似たようなことを言います。
「視力は悪いけど、これで(裸眼で)慣れてるから問題ないよ」
そんな声を聞くうちに私は疑問に思ってきました。
もしかして視力の数値だけでは計れない目の感覚ってあるのじゃないだろうか?
こんな言い方するとスピリチュアル的に聞こえるかもしれませんが、違います(笑)
前々回の記事【目の松葉杖】でも書いたんですが、私も似たような感覚になったことがあります。たまたま運転しない日が続き、裸眼の時間が長くなったんですね。
どう伝えたらいいか難しいですが、やっぱり
裸眼でいることに馴染んできた
と言った方がいいのでしょうか。でも行きつけのメガネ屋さんで視力検査しても視力の数値は特に変わってないのです💧(その後、少食などで視力の数値は多少上がりました)
視力検査の0.1とか1.0などの数字も大事な基準です。ただ、もっと自分自身の感覚も信じてみるのもいいかもしれません。
何かのスポーツ系雑誌で見かけたのですが、昨年までメジャーリーグで活躍したイチロー選手も、裸眼視力は0.4くらいだそうです。
普通に考えても、いくらプロのバッターでも目が悪いと速球や変化球をきちんと打ち返すのに支障がでるんじゃ…?と思いました。
にも関わらずイチロー選手はメガネをしてませんでしたし、コンタクトレンズもしてなかったそうです。(厳密には球団からコンタクトを勧められたそうですが、合わないと言って断った、とありました)
野球などは特に動くものを見る「動体視力」もありますから、私のような一般人の視力と同列には扱えませんが、
それでも視力の数値と実際の見え方は必ずしも同じではないと思うのです。
これからも視力検査の数値では表れない見え方を期待して、裸眼を続けていきます。
また見え方や感覚が変わったら、ぜひnoteに書かせてもらいます。気が向いたら読んでもらえたら嬉しいです。