五感を研ぎ澄ましてみたい
もうタイトル通りです。
◎視覚(見る) ◎聴覚(聞く) ◎触覚(触れる) ◎味覚(味) ◎嗅覚(におい)
これら五感を鋭く研ぎ澄ますには少食(一番手っ取り早いのは断食)です。
そんなことして何の意味があるの?と思われるかもしれません。おそらく少食やファスティングを実践される方の多くは、ダイエットやデトックスを目的とされているのではないでしょうか?もちろん持病などの治癒のため実践される方もいらっしゃるでしょう。
ではなぜ五感なんて気にするのか?
実は大した理由はありません。私の密かな憧れや好奇心レベルの話です。
少し話題がそれますが、私はプロボクシングの試合を観るのが好きです。私自身、格闘技経験はありませんが、漫画「はじめの一歩」の影響で子どものころから興味がありました。
ご存知ボクシングには必ず減量があります。選手によって減量期間は多少異なりますが、試合のたびに定められた階級の体重まで落とさなくてはいけません。
実際どんな減量なのか?全ての選手がそうではないですが、試合の数日前になると「水抜き」と言って固形物どころか水分すらも一切摂らない期間もあるのです。それでいて過酷なトレーニングでひたすら自分自身を追い込む…。
もうお分かりかと思いますが、ボクサーは試合のたびに五感を研ぎ澄ましているのです。
視界はクリアになり、かすかな音も聞き取り、においや味、体を動かす感覚も敏感。
でも素人の私は「減量なんかしないで最初から普段の体重で試合すればいいのに…」とも思ってました💧
あとで知りましたが、あえて階級を落とすことで体格的に優位に立てる、前日計量だから翌日までに食事を摂って体重を増やせる、などその競技ならではの理由があるそうです。
ですが、もっと根本的な視点から考えてみると、実際に試合後に亡くなったり後遺症のリスクもある競技だからこそ、徹底した減量で全ての感覚を張り詰めさせる必要があるのかもしれません。(あくまで素人考察です)
でも、だからボクサーみたいになりましょうと言っているのではないです(笑)
私は独身で一人暮らしのころ、たまに断食をしていました。固形物だけ摂らず、水分(野菜ジュースなど)のみを3〜4日間ほどです。イスラムの断食(ラマダン)は水すらダメらしいので、私のはマイルド系断食かもしれません(*_*)
確かに体重も減り悪臭の便などデトックスも実感できましたが、一番嬉しかったのは…
五感どころか全身が研ぎ澄まされたような感覚になったことでした
個人的に断食1〜2日目はきつかったです💧頭がフラフラになったり、強烈な眠気に襲われたりしました。ですが、3〜4日目は自分でもびっくりするほど頭の中からシャープで、まるで超人や秀才にでもなったような気さえしました(笑)
しかも視力検査したら両目で裸眼0.01→0.3まで上がっていたのです!
ダイエットやデトックスも当然大事です。ただ、五感が鋭くなると今まで感じなかったこと、違うものが見えたりと、自分でも思ってもみなかったような発見があるかもしれません。
それに、何日か絶食しないと鋭くならない、というわけでもないです。個人差は大きいですから、1日1食などでも人によっては感覚がピーン!となる人もいるはずです。
今回は健康のため、と言うよりある意味自己啓発?に近い感覚で書いております。
この五感記事を読まれて興味がおありの方、心の中の片隅1ミクロンでも留めてもらえたら嬉しいです☆