今度のライブは成功するのか?!
バンドのライブの3日前、直前練習をしました。ライブ当日は、幸いにもお客さんが10名以上来てくれる予定です。バンドメンバーの4人とも、ワクワクする気持ちを抑え切れない様子でした。
ボクたち4人は50代、60代のオッさんです。アメリカやイギリスで1970年代に流行った、古いロックを演奏しています。
私たちが他のオッさんバンドと違うのは、
・4人とも、歌と演奏をします。
・ライブ途中で、演奏内容が変わることがあります。
・見ている人が、楽しくなるような演奏をします。
・見ている人が、一緒に参加できるような演奏をします。
名前は<タンブリングダイス>というのですが、日本語に訳すと、転がるサイコロ。転がってみないと、結果は分からない。私たち自身も予期せぬハプニングがあったりするので、ライブの結果はサイコロ次第。
以前のライブでは、こんなことがありました。初めて演奏させてもらう会場だったのですが、会場のマスターと意気投合して、その日の企画を任せてもらえることになりました。
出演してもらうバンドは、あえて私たちと違うジャンルのものにしました。来てくれたお客さんがいろいろ楽しめるようにしたいと思ったのです。そして何よりも、マスターが喜んでくれるようにお客さんを呼ばなければなりません。当日は皆さんの協力があって、40名ほど収容の会場がいっぱいになりました。
私たちは主催者なので、最後の4番目に登場します。スゴ腕バンド3つの後に.私たちが出るのです。会場には、ふらりとやってきた外国人のお客さんもいました。このバンドでやって5年ぐらいになるので緊張はしませんが、高ぶるものがありました。
演奏が始まると、いつものようにステージ上を動き回って歌ったり、叫んだりしていました。ただその後、ちょっとしたキメ事の違いから歯車が狂い始めます。メンバーの間であせりが見えるようになりました。バンドがノレてないとお客さんにも伝わるようです。外国人の方々は、戸惑っているようでした。
ライブ後の数日間は、LINEの中のコメントは暗いものばかりでした。。私は、「ついに解散の危機か」と思いました。
ライブの数日後コーチングを受ける機会があったので、コーチにそのまま打ち明けました。コーチと話しているうちに、LINEではなく、直接話してみようと思えてきました。
翌日は日曜日で、メンバーもみな休みでした。私がメンバーそれぞれに電話をすると、「俺はもっと真剣にバンドをやりたいんだ」と言う気持ちを聞くことができました。みんな批判をしたかったのではなくて、意見を言いたかったのだ。もっと良くしたかったのだ。まさに、雨降って地固まるという結果になりました。
その後は、みんないろんな意見を出し合いながら練習しました。なんとなく言いにくかったことが、言えるようになりました。
さぁ明日は、私たちのホームグランドでのライブです。サイコロはどっちに転がるか?!。
コーチをお探しでしたら、私もやってますよ♪
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=2409NY4599