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死ぬ前に、やっていたいことは?

友だちが、コーチングをして欲しいとやってきました。
私はいつも金曜か土曜日に、小さなバーのカウンターにすわり、<コーチングバー>と称してお客さんの話を聞いています。あえてシルクハットをかぶり、そこに「夢を聞かせて!」と書いたメモを貼っています。お代は、ドリンク1杯分。それってなんですかと、お客さんが私のシルクハットを指差すのを待っています。
カウンターバーに来るお客さんは、何か話したくて、誰かに聞いてもらいたくて来ています。私はそんな人に、プロとして話を聞かせてもらうのです。
友達は、30代の女性。その彼女は、私と一緒にこのコーチングバーを始めた人なのです。本来彼女は、コーチとして人の話を聞く立場。自分はパリピ(パーティー好き)だと称して、常に元気な笑顔を見せています。
そんな彼女が、「ちょっとコーチしてもらっていいですか?」と言ってきたのです。私は戸惑いながらも、気分をコーチモードに変えて、話を聞き始めました。
どんな話をしたいのと聞くと、自分が目標に向かってうまく行きすぎていて、怖いということでした。私は彼女が、話したいことがいっぱいありすぎて、こんがらがってるような感じがしました。私はゆっくり時間をかけて、彼女にいろんな話をしてもらいました。彼女はいろんなことを思い出しながら、涙ながらに話を続けました。
自分の今の現状に満足している。仕事にも満足している。なのに全部捨てて、新しいことを始めてもいいのか。彼女は、そんなことを話しました。
いろんな話を聞いた後、私はこんな質問をしてみました。
死ぬ前に、やっていたい事は?
彼女は1つ目に、朝からシャンパンを飲んでいたいと言い、2つ目に、仲間と一緒に楽しくいたいと言いました。
私はコーチとして、そして友達として彼女に言いました。
あなたのお世話になった人、仕事仲間や営業先の人たちも、きっとあなたが新しい世界に踏み込むのを応援していると思うよ。何より、私が応援していると伝えました。
私がコーチングバーを始めたのも、彼女のファンになったから。彼女を応援したいと思ったからなのです。きっと彼女が関わった皆さんも、そう思っていると思います。

コーチをお探しでしたら、私もやってますよ♪
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=2409NY4599



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