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ホーム玉葱入荷しました!

こんにちは、山梨県で種苗や農業資材を販売している初鹿野商店です。

 植え付け用で、年内に収穫できる極早生の「ホーム玉葱」が入荷されました。

 家庭菜園の中では難しいと言われる玉葱ですが(弊社でも毎年必ずと言っていいほど「トウが立っちゃって…」というご相談をいただきます)、少しでも失敗せず作りたいですよね?
 ホーム玉葱は、種子から作るより簡単・確実!コツを覚えて、美味しい玉葱栽培を始めましょう。


・畑の準備

 玉葱の栽培は水はけの良さが大事です。籾殻などを30cmほどの深さに投入するなどして改善したり、高畝にして水はけを良くしましょう。
 基肥は植え付け2週間前に苦土石灰を平米50~150g・堆肥を平米2~3kg、植え付け1週間前に窒素成分を平米15gを目安に行います。
 玉葱は乾燥に弱いため、マルチ栽培が良いでしょう。玉葱の栽培で一般的に使用されているのは穴あき黒マルチ9515(95cm幅、5条、株間15cm)です。
 土が乾燥しないよう、雨が少ない時は潅水するなどして管理すると良いでしょう。

・植え付け

 ホーム玉葱は、8月末を基準に、その年の気候に合わせて数日単位で前後させてください。今年(2020年)の山梨は例年より若干気温が高くなる予報が出ていますので、数日遅らせると良いかもしれません。
 植え付けは、1cm程度の穴をあけて頭が少し出る程度の深さに植え付けします。このときも、乾燥には十分気を付けて下さい。

・栽培中の管理

 植え付けから1週間程度で芽が出ます。何度も言いますが、乾燥には気を付けてください。乾燥してしまうと、球が肥大しなくなってしまいます。
 追肥は9月下旬に化成肥料を平米50g程度施肥します。追肥が遅れると、青立ちする株が増えてしまいます。青立ちしても葉付き玉葱として収穫して美味しく食べられますが、せっかくなので立派な玉葱に育て上げましょう。
 植え付けた種球が大きい場合、植え付け1か月程度で分球してしまうことがあります。分球した場合、小さい方の株を取り除いてください。

・収穫

 葉が倒伏して1週間程度すると収穫できます。葉が倒伏しない(青立ち)ものは、葉付き玉葱として収穫できます。葉も冬の寒さに当たると甘みがつき、すき焼きなどの料理に利用することができます。


いかがでしたか?ホーム玉葱で簡単においしい玉葱栽培をはじめてみましょう!


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