小話:造花と手書き風フォントが嫌い
造花と手書き風フォントが嫌いです。
好きな方がいらっしゃったらごめんなさい。
ピーマンが好きな人もいれば嫌いな人もいるくらいの話だと思ってくださったら嬉しいです。
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まず、造花も手書き風フォントも、家に飾っておくとかLINEのフォント設定とかだったら何も思わないのです。
表現、つまり演出とか美術とかそういう場面で使われているのが、好きになれない。
なんで嫌いかって、両方とも、そもそもの目的とか良さみたいなものを手間の省略のためだけに全部殺している感じがするからです。
そもそもの目的とか良さっていうのは、生花で言えば、生命感とか繊細さとかフレッシュさとか贅沢な感じ、手書き文字で言えば丁寧さとか味わいとか。
それらの良さって、作り出すことや保存することに手間がかかるからこそ生まれるのだと思います。
それを、楽に良いところだけ利用しようとした結果、良いところだけなくなって、ダサくなってる、と感じてしまいます。興醒めする。
まあ、それだけ、生のお花とか手書き文字が好きってことです。