Eテレは物語だ。
最近、デザインあneoという番組をみた。
そもそも、みなさんはデザインあという番組をご存知であろうか?
NHKのEテレ(教育テレビ)で放送されている、5〜15分程度の番組だ。
一応過去のデザインあのリンクも貼っとくが、
↑この図を見て、なんとなく知ってるな。
と感じたあなたは絶対にデザインあを知っています。
確実にね。
デザインの面白さを伝えるための教育番組であり、目(映像)で感じるだけでなく、耳(音楽)でも「デザインする」ことの面白さをシンプルに子供にも分かりやすく直感的に教えてくれる。
でもどうせ子供番組なんでしょ?
と、ナメてかかると度肝を抜かれる完成度。
かくいう私も小学生の頃、学校に行く前に必ず見ていた、デザインあ。デザインの「デ」の字も知らないガキでしたが、ガキの単純な思考なりに興味を持ったのか、毎日欠かさず観るようになりました。
Eテレのゆうがたクインテットやはなかっぱも面白かったけれど、それらは既に分かりきっている面白さなのだ。アニメは、絶対に面白いものだと既にわかっている。あらかじめ保証されている。
しかし、「デザインあ」は実際に自分の目で観るまで面白いかどうかは分からない。厳密に言えば、そこから面白さを見出せるかどうかは、観る人次第である。
思えば、当時のクラスメイトは皆、デザインあを知らないか面白いとは思っていなかったようだ。
だから何だ、自分はこうだった、などと言うつもりはない。デザインあが面白いことは、別に共有できなくてもいいのだから。同じく、デザインを愛するひとだけに伝わればよい。
実は、Eテレってすごい番組だよね。
NHKって、受信料だとか訪問だとかで、一部の人からはあんまり好まれていない話を聞くのだけれども、その評判すらも180°覆せるレベルでEテレってすごいと思う。Eテレがすごいというか、教育の楽しさを発信する力が飛び抜けている気がする。
Eテレってすごいね〜と思うけど、全体的にすごくなったのは、意外と最近な気もする。前がすごくないみたいに聞こえるけど、そういう訳じゃないよ。
これまでは、デザインあみたいな異端的(悪い意味ではない)な映像作品って、意外と少なかった。
かの有名な「ピタゴラスイッチ」をはじめとした、独創的で創造意欲を湧かせる様な番組たちの登場は、Eテレ(教育テレビ)の歴史からすればつい最近のことだったのかもしれない。
「できるかな?」や「つくってあそぼ」的な、
工作をつくってみよう!!なノリの番組は、さまざま存在していたが、
ピタゴラやデザインあみたいな、
創造(発想)・デザインの本質をつくような番組は
これまであまり多くなかった様に思える。
最近では、「びじゅチューン!」みたいな
頭のネジが外れまくっているが観ればなんとなく勉強になるくらいの面白い番組が登場している。
コレだ! って感じだよね。
赤ちゃん、幼児のひとときはおかあさんといっしょやいないいないばぁ!でこの人間社会のルールを勉強し…、歌や踊りや演劇を楽しみ、ちょっと成長したらみいつけた!でイスとサボテンの茶番劇を鑑賞し、考えることや発見することの楽しさを知り、小学校に通うようになればシャキーンやゆうがたクインテットで喋る樹木やネコ、音楽好きな奇人どもの日常を覗き、文化や音楽の面白さが分かり、もっと大人になれば昔は難しすぎて理解できなかったピタゴラやデザインあの本質的な面白さが身に染みて分かるようになる。久々にEテレを見ると、昔わからなかった話が呑み込むように理解できて、なんか面白いんですよね、大人になってはじめて100%楽しめる、みたいにね。
これって、よく考えたら
子供から大人まで違う「面白さ」で楽しめる、
Eテレって実は人生のストーリー「「「物語」」」
だっていうのか……!!!???
えっ
待って
自分で言っててアレですけど…
めっちゃ感動した。。。これ…🥹🥹🥹
大人が見ても子供が見ても
平等に楽しめる番組を創り出すEテレ
改めてヤバすぎでは?????
…てか、全然デザインあneoの話してないじゃん
ごめんなさいだわ…
Eテレで話すこと多すぎて…
またいずれ話します。
さよおなら。
読んでくれてありがとう。