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「配送あるある」とは #HNKS01


初めまして。

この度、配送あるあるという名前でnoteを始めることにしました。

軽く自己紹介をすると

現在、都内の大学院で建築について学びながら、社会起業家になるために勉強している最中です。

そして家電量販店で買った商品を、お客さんの家まで運び設置をする「家電配送助手」というアルバイトもしています。

そのバイト中におきる様々なことを、インスタグラムのストーリーに投稿していて、その時つけているタグが「配送あるある」というもので、それがこの名前の由来です。

初めての投稿ということで、せっかくなので今回は、「配送あるある」について話していこうと思います。



あるあるとはそもそも何なのか


まず、あるあるとはそもそも何なのか、ということを考えてみたいと思います。

あるあるとは

生活をする中で、身の回りによく起こることや、やってしまいがちなコト・モノをみんなに共有することで、共感を呼び楽しむコンテンツ

と言えるのではないでしょうか。

「ペンをコンビニに買いに行ったのに、お菓子だけ買って帰っちゃう」

「怖い先輩に怒られてるときに限って、あくびしちゃう」 など

あるあるは、笑いを取りに行くときでも、失敗などを話すときでも、その場にいる人の理解を得れるような話することで、場に一種の一体感を生んでいるんじゃないかと思います。


つまり、あるあるとは

みんなに共通してある共感のスイッチを押すこと

とも考えることができます。


配送あるある??


しかし、「配送あるある」と聞いたとき、どうでしょうか。

いまいち、というかほとんどピンとこないと思います。

そして、自分が「配送あるある」とタグをつけてストーリーに投稿する内容は、正直全然あるあると呼べるものではありません。というか関係ない事すら「配送あるある」として上げています。


例えば

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夜中に、何者かが壁を破壊し侵入してくる。しかし何も取られていない。


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お客がリサイクルの冷蔵庫のなかに、カレーを忘れ、届けさせられる。


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ご祝儀としてなぜか餅をもらう、しかも2パック。

などなど。


まだまだこんなのがたくさんあるのですが、どれもこれも共感のスイッチを押しているどころか、納得すらしにくい。それを家電配送という単語すら知らない人たちに発信することで、よりもっと想像もしにくいし、なんならよくあることなのかどうかすらわからない。

いつの間にかとっても謎なコンテンツになってしまいました。

自分でも何も考えず、ただただ面白半分で投稿してきたのですが、続けていくうちに、自分の傾向やこだわりなどから、共通点があること、そして少しづつ意味みたいなものが見えてきました。

なので、今回はそれを共有していきたいと思います。


配送あるあるの意味


まず、自分の傾向として

①バイト中にしてしまった普通はしないほんとに愚かな失敗をあげがち

②自分でも「こんなことありえないだろ?」というハプニングをあげがち

の2つがありました。

つまり、「あるある」とは対極にある「ナイナイ」な出来事を、わざわざ「あるある」として共有していた、というめちゃくちゃ意味わからないことをしていたことになります。


「では、なぜ私はそんなことしているのか?」

という疑問について少し考えてみました。するとそれれしい答えが2つほど見えてきました。


ひとつは

「ま、そんなことも生きてれば、あるよね」と自分に言い聞かせるため

生きているといいこともたくさん起こりますが、同じくらい嫌なこともたくさん起きると思います。特に自分は不器用なので、いいことがあるとすぐに調子に乗って、ミスをし、凹みます。

でも最近思うのは、いいことも悪い事も自分にとって、どっちも大切だということ。昔してしまったとんでもない失敗、もう全てが終わったと思うような最悪なことがこんな自分にもありました。今でも少し思い出すこともあります。

でも、そんな失敗ですら、今になって振り返ってみると

「あれがあったから、今がある」

と思えている自分がいます。死ぬほど後悔した失敗も、やがて肯定できる日が来る。それにはもちろん時間がかかります。でもそうやって、時間をかけて過去の捉え方を少しづつ変えていくことが、毎日を楽しく生きるコツなんじゃないか。

過去は変えられる、そう思います。

結局、いい事、悪いことなんて、今の自分から見た一時的な嗜好、評価でしかないんだなということに気づきました。


もうひとつは

自分の中の失敗を、少しでも面白く消化するため

上の話の続きにもなりますが、失敗もやがていいものになっていくのなら、「いちいち落ち込んだり、凹んでるのもったいなくない?」と思うようになりました。そんな時間すら楽しんだ方がいいんじゃないか。

自分のした失敗をみんなに見てもらうこと、恥をさらすことで自分の失敗をより自覚し、反省する。そして、見る人はただ人の失敗を見ててもいいものじゃないので、できるだけ可笑しく演出する。こんなことで笑ってくれる人がいればいいな、と思って投稿しています。

また失敗したときに、しなきゃいけないことは反省ではない、という自分の考えも、この答えに影響してると思います。

失敗したときに一番してはいけないのは、

何もできなくなること。そして同じミスを繰り返すこと。

これだと思ってます。

なのでこれ以上ミスが拡大することだけは防ぐ。その最低限をこなし、もう2度としないよう失敗の原因を突き止めて自覚さえすれば、面白おかしくしてもいいんじゃないか、なんて思います。もちろんタイミングは大事ですが。

ミスは起きてしまったら、もう笑うしかない



切り替えとしてのあるある


長くなりましたが「配送あるある」とは

「そういうこと、よくある、やっちゃうよね」という共感としてのあるあるではなく

「生きてれば、まぁそんなこともあるか」という切り替えとしてのあるある

と言えるでしょう。そうやって日々勝手に楽しむためのツールでもあります。

そんな風に生きてみると、毎日がとっても楽になるし、ミスも笑えると自分に余裕が出てきます。すると、起きる出来事と今にちゃんと向き合えるようになります。「意外とこんな毎日でも悪くないじゃん」と不思議と思えます。

気づけば自分にとって「配送あるある」は

「毎日がいい日と思えるようになる」タグになっていました。

そう、自分にとって「配送あるある」は日日是好日になっていたのです!!


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この本オススメです


雨の日は、雨を聴き、雪の日は、雪を見る。

ように

お客様の花瓶を割ってしまったときは、そのしてしまったことを反省し、次に生かすことを楽しむ。

事務所の壁に穴が空いて泥棒に侵入されたときは、そんなこと起きること自体レアだと思い、なぜそんなことをしたのか勘ぐるのを楽しむ。

どんな日でも、その日を思う存分味わうことで毎日が楽しいと思える「日日是好日」という考え方を気づかせてくれたひとつのキッカケが、自分にとって「配送あるある」でした。

だから「そんなことあり得ないだろ!」と思われても知りません。どんなことも楽しみたいので、自分が楽しめればそれでいいので気にしません。そんな生き方を少しづつできるようになっていければ。「配送あるある」はその一歩目です。

いつの間にか「配送あるある」は

自分が目指しているライフスタイルになっていた

という話でした。


今もし色々なことに悩んでいる人がいるなら、自分なりのあるあるを作ってみる、見つけてみるのも、解決策の一つになるかもしれません。なんでも「あるある」にしてしまえれば、正直無敵になれます。

多くの人が自分だけのあるあるを持って、なんでも自分が楽しいように捉えられるようになれば、すごい素敵な世界になるんじゃないかと、半分本気で信じています。



最後に


ということで、こんな風な

「なんなんこれ」「意外といいこというやん」「うぜえな」「やかましいな」

のN・I・U・Yの四段活用で、これからnoteを書いていこうと思います。

気が向いた日曜日に投稿しようと思うので、暇な人だけ、ハナクソほじりながら読んでもらえれば、と思います。


#HNKS  というのは、ハナクソという意味です。


#自己紹介 #推薦図書 #配送あるある #ハナクソノート

#コラム

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