ヘアサイクルと薄毛の関係
ヘアサイクルとは
ヘアサイクル(毛周期)とは、脱毛と発毛を繰り返すことです。そもそも髪には一定の寿命があり、成長した後自然に抜け、再び同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてくることで、頭髪の密度を保っています。
ヘアサイクルには、「成長期」「退行期」「休止期」があり、休止期を終えると自然に脱毛します。平均で2〜6年かけて一周し、健康な頭皮でも一日に約50〜100本の抜け毛があると言われています。これだけ抜けても薄毛にならないのは、寿命が近い髪の根本には新しい毛が育っているためです。
しかしこのヘアサイクルが乱れて、十分に成長する前に脱毛してしまうと新しい髪も維持することができなくなります。ヘアティブではこれを「脱毛サイクル」と呼び、薄毛を根本的に解決するため「脱毛サイクルからの脱却」を目指しています。薄毛の原因はさまざまですが、薄毛という症状はヘアサイクルの乱れから起こっています。
ヘアサイクルが乱れてくると、細くて短い毛や柔らかく白っぽい抜け毛が増えてきます。抜け毛が急に増えたと感じた時は、数だけでなく抜け毛の状態もよく確認するようにしましょう。
急に抜け毛が増える原因
1.偏った食生活・飲酒
髪も身体も食べたもの、摂取したものでできています。不摂生をすればその分薄毛のリスクは高くなります。過度な飲酒、脂質や塩分の多い食事は髪の成長に必要な栄養素を頭皮に届きにくくし、ヘアサイクルの乱れを招きます。
2.喫煙
喫煙は、男性ホルモンの増加を促し、AGAの原因となる「悪玉男性ホルモン」が生成されやすくなるリスクがあります。また、ニコチンの血管収縮作用によって髪をつくる細胞まで栄養が届きにくくなり髪の成長を妨げます。
3.ストレス
ストレスを感じると、「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンが血液に放出されます。コルチゾールには、たんぱく質や脂肪を糖に変換して血糖値を上昇させる働きがあり、 人間関係や仕事等でストレスを受けると、多量のたんぱく質を糖に変換してしまい、髪に栄養が届かなくなります。髪の主成分であるたんぱく質が減ることで丈夫な髪が育ちにくくなり、抜け毛、薄毛につながってしまいます。
4.頭皮環境の悪化
毛穴の汚れやベタつきが気になって洗浄力の強いシャンプーで頭皮や髪を洗いすぎていませんか?多くのシャンプーには食器用洗剤と同じ「界面活性剤」が使用されていて、洗った直後はスッキリ感がありますが、その反面刺激が強く、頭皮荒れを起こすリスクがあります。そうした頭皮環境の悪化をよって脂漏性皮膚炎を起こし、フケや抜け毛が増えて脱毛症に繋がるケースもあります。また、紫外線やパーマ・カラー剤が原因で頭皮環境が悪化する場合もあります。
5.季節性
秋や春になると抜け毛が増えることがあります。これは、夏の強い紫外線ダメージが原因であったり、冬の頭皮乾燥であったり、はっきりしたことはわかっていません。しかし、季節の変わり目は体調を崩しやすくストレスも多くなる時期のため、あまり神経質になりすぎず抜け毛の状態をよく観察するようにしましょう。
ヘアサイクルを正常に戻すには
まずは1〜3ヶ月の生活改善を
薄毛になる原因は遺伝が有名ですが、こうした日常の生活習慣の中にも潜んでいます。健康意識した行動は、薄毛はもちろん、様々な病気のリスクを下げることができる一番の近道です。かといって、一度にすべて変えるのは余計なストレスにもなりえますので、少しずつできる範囲から正しい生活習慣を作っていきましょう。
パーソナルサポートがおすすめ
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発毛専門サロンのヘアティブは、
発毛専門サロンだからこそできる、お客様一人ひとりに合わせたパーソナルサポートを心がけています。マイクロスコープを使った頭皮検査も定期的に行いながら、一人では難しい健康管理も一緒にサポート。
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