看板デカ背負い女

これは せおい ではなく しょい です。
かんばん でかしょい おんな です。
語感はボリショイサーカスですね、ボリショイってなに？なにを背負ってるの？ボリ？

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度々このノートで書いてきていると思うのですが私はとてもとても単推しです。

最近はすこーしだけ寛容になったので、すきぴを齧られても内心何を思うかはさておき、うっすらニコニコできます偉いねえ！！！！！成長だねえ！！世界一偉いし可愛くて美人だねえ。

で、声が？発言が？バカデカいので、他の方からも私が応援してる人が大バレで、有難いことに、(応援してる人)さんのファンの方ですよね！と他の方に認知してもらえる機会が増えてきました。恐れ多いしお恥ずかしい。

すると、私がずーーーっと言っているかつタイトルにも繋がる、看板デカ背負い女になるという訳です。

○○さんとこの！という推しのデカい看板を背負って日々現場に通っていることになりますね。それは、ド複数共には分からないと思いますけど、800億倍気を使って生きているということです。(看板背負ってるとか言うくせに死ぬほど口が悪い)

具体的なことは言ったらダサいので言わないけど、想像より私なりに色々と頑張っています。

まあそれだけだとなんでnoteに書いたのかってなるし、ただ「私はあなた達と違って気を遣って生きているのよオホホホホ」というカスみたいなマウントをとって終わりになってしまうので、この記事を書き始めた経緯みたいな物を少しお話出来ればなと思います。

そもそもなんで、私が単推しにこだわるのか。

遡ると恐らくディズニーダンサーのオタクをしていた頃になります。
Dダンのオタクはとにかく複数を嫌っていた(私の周りだけかな？)ので、複数のお兄さんお姉さんを応援してる人に人権が無さ過ぎて、齧りが。とかニワカがしゃしゃんなよ。とかまあ酷い言われような訳ですね。
理由は、やっぱり「お兄さん(お姉さん)のダンスが好き( ⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)」とかいいつつ反応が大事な世界だからです。
ドンピずらしてくれたあ！とか目線きた！とか差し伸べもらった！とかそういうのがオタクの強さを表す指標だったのです。

で、そこに齧りがどう関わってくるかというと、１日に数回、しかも好きなお兄さんお姉さんが目の前で踊る時間なんて5分位しかない、パレードないしショーで反応(先程あげた差し伸べや目線など)が分散したり取られたりするから。
私たちオタクは10-15分のパレード、ショーの為に平気で3-4時間待ちます。狂ってる。

全然関係ないけど、大好きだったレジェンド・オブ・ミシカという最高のショーが終わる時は最終日前日と当日合わせて22時間(11時間ずつ)ショーを待っていた経験があります、ヤバい奴かよ。

そしたらもう、たまったもんじゃないわけ。こちとら命懸けでパレード待ってんのにあっちもこっちもしゃしゃってる齧りに1%でもお姉さんの気が逸れるのが許せないわけ。ワンデーはもう知らん、土俵にもたってない。

とにかくそういう世界にずっっっと精神的にも年齢的にも若い時から浸かっていたから、推し＝1人(ひとコンビ)が当たり前と思って生きてきたんですね〜。

蓋を開けてみたらこの界隈の複数の多いこと多いこと。
複数ってかなんだ？何なんだこれは。
よく言えば、お笑いという界隈を全体的に盛り上げていこう！！とかそういうことなのか？
うん、実に素晴らしい考えだ。それは良い事だなという気持ちはちゃんとあります。

それを否定するつもりは毛頭ない。
あと、お笑いライブはディズニーみたいに反応を目当てに行くものでは無いことも重々承知しているので、その辺に関しては平気なんだけど、なんでこんなに毛嫌いしてるのかなぁ。

自分でも不思議です。

なので、何が嫌かな〜と改めて自問自答してみました。

うーん。と考えているとポコポコと何個か出てきたけど、全部幼稚で、｢だってわたしがいちばんすきなんだもんっ！！！！！！｣という幼女が駄々こねしてました。笑

結局色々言ってもそこなんだろうな〜。
私が1番好きなのに！！って思っちゃうよね、だってそうなんだもん。

でも、そんな事って思っても良かった事なんて無いのを実は密かに気づいていたりする。
10年近くこういう考えで生きてきたから直ぐに変えるというのはなかなか難しいけれど、もっと寛容になれたら…
もっと楽しくてもっともっと良い意味で楽にオタクが出来るようになったりするんだろうなと思いました。

それに、そんなこと言っちゃうと私はどうなんだって言われそうだしね。

これは勝手な自分ルールだけれど聞いてね。

大大大好き大本命すきぴのコンビの周りには3組の後輩芸人さんたちがいます。
それは事務所の後輩とかではなく、ある協会にみんな所属していて、その中での後輩さんです。
それぞれみんな面白くて大好きで個々に活躍をしているので色々ライブに呼ばれている、そんな3組。

傍から見て、本推しコンビが可愛がってるなあって思う3組。
だから私もその3組は大好きです。面白いという理由がもちろん1番なんだけど、好きな人が好きな人って、より愛おしく感じませんか？
心理学的にも本当にある[ 同一化 ]という状態のようです。(賢そ〜！)

だけど私は基本的に大切な単独ライブとか、協会絡みで立ち上がったライブ以外で3組だけが出ているライブには行かないようにしています、特別なことがない限り。
シンプルに本推しのライブに行き過ぎて休みが足りないのもあるけれど、それをやってしまうとそれはただの複数だから。
個人的なポリシーに反する事はしない、いくら好きでも。

個人的なポリシーは、1に本推し2に本推し3、4に本推し5に本推しなので。
命ある限りすきぴの為に命を燃やしていきたい。そういう限界な応援の仕方をしているから途中で燃え尽きて何もかも嫌になってしまうのにね。
不器用だな〜、愛らしい。

話は逸れたけど、そういう気持ちで日々生きている訳でして。
で！！ここで先程の話が出てくるんだけど、｢1番好きなのに！！｣と言う考えを自分から無くして、他者がすきぴを好きになる事も、自分がすきぴ以外を応援する事も、全てOKにした時に、今求めている精神的に楽にオタクが出来るってことになるのかなと今noteを書きながら思いました。

話の着地点が見当たらないけど、そういう事が出来るようになったら本当に素敵だね。

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どこで終わっていいかわからないので、1度線を引きました。

で、タイトルに戻しておかないとですね。
なんでこのnoteを書こうかと思ったのか、それは複数さんのおかげで先日とっても嫌な気持ちになったから。
だから書いて発散してやろう！って思ったのに、怒りを直ぐに忘れるタイプなので書き進めているうちに自分の反省と今後の指針になってしまいました。かわいい〜。

でもね、実際あると思うんだ。
色んな人が好きな人と1組だけが好きな人。もちろん色々いるけれど、体感として1組だけが好きな人の枕詞にはその1組が付くんだよ良くも悪くも。

良い事だと、○○さんのファンの人は他の芸人さんにも丁寧だね、とか。悪い事だと、○○さんのファンの人はライブ中マナー悪いね…とか。

前にnoteで書いた事があるけど、ファン一人一人に人格はあるけれど、大きな括りにした時にその人格は消えて○○さんのファンという大きなイチになる。
そうなった時に、大好きな応援してる人に迷惑をかけたくないから、私は今日も看板デカ背負い女として生きていきたいな、と思いました。

今回もまた自分に枷を作ってしまいましたね。