秋の徘徊、肥ゆる秋。
「暑さ寒さも彼岸まで」とあるように今年も何時までも暑さが残り、訳あって(1つ前の記事を参照)心が荒んでたのもあり、休日はほぼ引きこもりをキメている間に夏も終わり、夜は鈴虫かコウロギかの鳴き声が聴こえ秋の気配を耳と肌で感じる今日この頃。
「引きこもり飽きた」
てな訳で、近所をふらり徘徊する事にした。
平日で台風一過、吹き返しの強い少し冷たい風を浴びながら神社跡地をくるっと廻り、溜め池の在る少し大きな公園に向かう。
むしゃむしゃご飯を食べてる公園猫を横目に歩いていると、前方に杖を2本使って歩行訓練中と思わしきご老人が。
『頑張れ、爺さん。』
心の中で応援しながら距離を詰め追い越す・・・
追い越せません、距離も詰まらん。爺さん速い。
よく見ると杖というより「トレッキングポール」ではないか?しかもアスリート並みの汗。
トレッキングの練習か何かか、結局距離も縮まら無い内に公園を抜け河川敷にあがる。
誰かが植えるのか、毎年一面彼岸花が咲きほこるのだが今年はまだ早いのか台風のせいか、スカスカ。
面白くないので早々に去る事にし、通って来た公園の反対側を歩き、食事が終わってマッタリ中の猫さんを横目にしながら帰路に着く。
小1時間程の徘徊を終え、お昼ごはんを食してない事に気付き、作るのも面倒なのでコンビニに買いに走るという二度手間になったとある休日のお話。