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ヘアカラーの種類2(直接染料・植物系染料)

前回の続きから。

直接染料の種類

共通する特徴
〇髪の毛の表面のキューティクルに付着する為、発色が良い。
マニキュア以外は基本的にある程度ダメージが無いとうまくキューティクルに引っかかれず発色しづらい

〇髪の毛を明るくする力が無いので、ある程度明るくしてある髪の毛や白髪がベースじゃないと発色がわかりづらい。

〇髪の毛の表面をコーティングする形になるので、手触りが良くなる。

①マニキュア
〇ダメージが無くても髪の毛の表面に付着し発色するがベースの毛がある程度明るくないと発色したのがわかりづらい。

〇白髪染めなどに使われる。

〇色持ちがよいので、カラーチェンジには工夫が必要。
(抜け具合や色味を見ながら、その上からでも綺麗に発色する色を選ぶ等)

②塩基性染料
〇カラーチェンジ前提のカラー剤なので、色持ちが悪い。

〇放置時間が必要なく、カラー剤が白濁するまでしっかりコーミングすることで発色・着色する。

③HC染料
〇カラーチェンジ前提のカラー剤なので、色持ちが悪い。

〇アルカリ剤に弱い性質があるので、ブリーチ等で簡単に落とすことが出来る。(HC染料を落とすためのブリーチは過酸化水素濃度は関係ないので、2%・3%の2剤で十分)
HC染料で染めてある毛は、アルカリカラーで落ちるので、事前に落とす必要はないが、HC染料が乗っている為、ベースの毛の見極めに注意が必要。

〇放置時間が必要なく、カラー剤が白濁するまでしっかりコーミングすることで発色・着色する。

植物系染料

植物由来の染料
〇主にヘナでコーヒーや紅茶などをお湯の代わりに使ったりすることで、色味を変えることが出来る。

〇産地の環境や気候に品質が左右される。

〇基本的にカラーチェンジはできない。(より暗い色には可能)

〇ダメージは無く、髪の毛にハリが出る。


以上がカラー剤の種類になります。


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